黒木メイサ、出産後初の仕事はブラッドリー・クーパーとのプレミア!
第85回アカデミー賞に8部門ノミネートのラブストーリー『世界にひとつのプレイブック』(2月22日公開)の来日プレミアが、1月24日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで開催。本作で主演男優賞候補となったブラッドリー・クーパーが来日し、日本側ゲストの黒木メイサと共に登壇。2012年9月23日に出産後、初めて公の場に立った黒木は黒のミニにワンピースで登場、ブラッドリーから「ビューティフル!」と言われ、笑顔を見せた。
『ハングオーバー!』シリーズでブレイクし、『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』(10)以来、2度目の来日となったクーパー。会場に姿を現してから、来場していたファンにサインをしたり、2ショットの写真を撮ったりと、積極的にファンサービスを行った。舞台挨拶では「この作品を代表して来たんだ。自分がラッキーだったから来ることができたよ」と語った。
本作で、ジェニファー・ローレンスやロバート・デ・ニーロと共演したブラッドリー・クーパー。「彼らの前では、演技をすることが不可能なんだ。なぜなら、彼らはリアルに役になりきっているから。パット役は、彼らと共演することで、すごく演じやすかったよ。ジェニファーは素晴らしい才能の持ち主だし、デ・ニーロは最も偉大な俳優と言っても過言ではない。ふたりとコラボレーションできたということが嬉しかったよ」。
黒木は、本作を見た感想をこう語った。「パットがとても不器用なんですが、すごく一生懸命で、見ていてもどかしくもあるし、応援したくなる。私が言うのも何ですが、またブラッドリーさんの新しい魅力を感じることができました」。最後にブラッドリー・クーパーの第85回アカデミー主演男優賞ノミネートに対して、会場全員で「おめでとう!」と呼びかけて、イベントは終了した。
『世界にひとつのプレイブック』は、心に傷を負った男女が、ダンスコンテストを通じて、心を通わせていくハートフルムービー。作品賞・監督賞・主演男優賞・主演女優賞・助演男優賞・助演女優賞・脚本賞・編集賞にノミネートの本作は、候補作唯一のラブストーリーで、主要部門全てにノミネートされている。演技4部門全てにノミネートを果たしたのは31年ぶりということで、熱い視線が向けられている。【取材・文/山崎伸子】