芦田愛菜がアメリカの天才子役クヮちゃんと対面!クヮちゃんも「ワォ!」と大興奮
『ハッシュパピー バスタブ島の少女』(4月20日公開)で、第85回アカデミー主演女優賞最年少ノミネートのクヮヴェンジャネ・ウォレスが初来日。3月27日にスペースFS汐留でイベント試写会が開催された。クヮヴェンジャネは「コンニチワ、キョウハアリガトウ!」と日本語で挨拶、キュートな笑顔で会場を沸かせた。
本作の舞台は世界で一番美しい場所、通称“バスタブ”。厳しい島の現実を目の当たりにした6歳の少女ハッシュパピーが、勇気と生きる術を学んでいく感動の物語だ。4000人のオーディションを経て、ハッシュパピー役に抜擢されたクヮヴェンジャネ。撮影時は6歳、そして9歳にしてオスカーへのノミネートを果たした。クヮヴェンジャネは「アカデミー賞がどんなものなのか、最初は知らなかったの。オスカーさんって誰だろう、いつ紹介されるんだろうって思っていた」と話して、会場の笑いを誘った。また、父と子の関係を描いた本作には、家族も感動してくれたと言い、「家族全員で見てくれたの。『ワォ!この子にこんな才能があったのか!』って驚いていたわ」とエピソードを明かしてくれた。
クヮヴェンジャネのこの日のコーディネートは、白のフリルのワンピースに子犬のバッグ。このバッグはお気に入りのものだそうで、第85回アカデミー賞授賞式でもお供にしていた。クヮヴェンジャネは「サンダンス映画祭にはピンクのパピーバッグを持って行ったの。今日は新しいものを持ってきた。名前はカーリー・スージーよ。洋服に合わせられるよう、30個以上持っているのよ」とおませな一面ものぞかせていた。
その後、芦田愛菜が駆けつけて日米天才子役の対面が実現!クヮヴェンジャネが「毎日プレイせずにはいられないゲームはある?」と尋ねると、芦田は「縄跳びと鬼ごっこが大好き」とにっこり。クヮヴェンジャネも「私も大好きよ!学校でやってるわ」と答え、子役たちの愛らしいやり取りに会場からも笑顔がこぼれていた。最後には、芦田が「ちゃんと通じるかな?」と不安をのぞかせがらも「桜が満開だから、日本を楽しんで!」としっかりとした英語でメッセージを贈り、クヮヴェンジャネも芦田の流暢な言葉に「ワォ!ワォ!ワォ!」と大興奮だった。
お得意のビヨンセの歌も披露するなど、ご機嫌の様子で舞台挨拶を盛り上げてくれたクヮヴェンジャネ。是非、世界が注目する小さな女優の熱演を楽しんでほしい。【取材・文/成田おり枝】