ウィノナ・ライダー、ジェニファー・ローレンスやクリステン・スチュワートらを懸念

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ウィノナ・ライダー、ジェニファー・ローレンスやクリステン・スチュワートらを懸念

全米公開中の『The Iceman』で実在の殺人鬼の妻役を演じ、全米のメディアで完全復活が伝えられているウィノナ・ライダーが、若かりし頃の自分を振り返り、若手人気女優たちの将来を懸念している。

ジョニー・デップとの交際もあって、『エイジ・オブ・イノセンス 汚れなき情事』(93)など、20代の頃から世界中の注目の的になったウィノナは、婚約者ジョニーとの破局後、精神状態を崩し、一時期はスクリーンから遠ざかっていた過去がある。

そんな経験から、若くして活躍するジェニファー・ローレンスやクリステン・スチュワートについて問われると、「今、私がその年齢だったら、女優になっていたかどうかわからないわ。『トワイライト』シリーズもちょっと見たけど、彼女たちは素晴らしい才能の持ち主だと思うわ。でも、世間の注目を浴びて有名になった瞬間から、人生ががらりと変わってしまうから。彼女たちはどうやってその状況を乗り切っていくのかしら。プライバシーを保つのは、本当に難しいわね。彼女たちがちょっと気の毒に思う反面、注目を浴びないことがどんな状態なのかもわからないだろうから、その違いもわからないかもしれない、とも思うの」と、まるで自分の過去を振り返るかのように、インタビュー誌に語っている。

またウィノナは、「私の時代は、インターネットがなかったから、本当にラッキーだった」とも語っている。

現在のところ、ジェニファーはベテラン俳優の視線も難なくかわし、スキャンダルもなく順風満帆だが、クリステンはルパート・サンダース監督との不倫が原因で、最も嫌われている女優や最も信用ならない著名人などの上位に名を連ねている。【NY在住/JUNKO】

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