アデルが英国映画で女優デビュー?
アデルが、『キック・アス』(10)のマシュー・ヴォーン監督の新作スパイ映画『The Secret Service(原題)』で女優デビューを果たすようだと英紙ザ・サンが伝えている。
『キック・アス』同様、マーク・ミラー原作のコミックの映画化となる同作は、主演にコリン・ファースが決定しており、デビッド・ベッカムが悪役で出演するようだと報じられたばかりで、エマ・ワトソンがヒロイン候補とも伝えられている。また、マイケル・ケインの出演も決まっており、サミュエル・ジャクソン出演の噂も浮上している。
「アデルは、まさにマシューが求めているキャストだ。彼は、様々な分野で活躍するスターたちを起用して作品を盛り上げ、興行的に大成功するシリーズを作りたいと思っている」と関係者が同紙に語っている。
『The Secret Service』は、原作者のマーク・ミラーが「『007』シリーズと『マイ・フェア・レディ』(64)が混ざったようなストーリー」と言ったことのあるコミックで、英国の諜報機関MI6のスパイである、まるでジェームズ・ボンドのような“ジャック叔父さん”が、怠慢で何をやってもうまくいかない甥を一人前のスパイに育て上げるという話だ。コリン・ファースが“ジャック叔父さん”の役を演じることになっており、マイケル・ケインはMI6の上司の役を演じると言われている。【UK在住/ブレイディみかこ】
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