フィリップ・シーモア・ホフマンが急死、注射器が腕に刺さったまま死亡

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フィリップ・シーモア・ホフマンが急死、注射器が腕に刺さったまま死亡

『カポーティ』(05)でアカデミー主演男優賞を受賞したフィリップ・シーモア・ホフマンが、ニューヨークのマンハッタンにあるアパートで遺体で発見された。

死因はヘロインのオーバードーズと見られれており、注射器が腕に刺さったままの状態で発見されたと英紙インディペンデント電子版が報道している。また、英紙デイリー・メイルは、彼の遺体の周辺には、ヘロインが入ったビニール袋が5つ散らばっていたという警察関係者の話を伝えている。フィリップ・シーモア・ホフマンには、ヘロイン依存症でリハビリ施設に入院した過去があった。

彼の遺体は2月2日午前11時36分に彼の友人である脚本家によって発見。日曜日の朝に子どもたちを迎えに来るはずだったが現れないのでシーモア・ホフマンの自宅に行ってみたところ、注射器を腕に刺した状態ですでに死亡していたという。長年ドラッグ依存症と闘ってきた彼は、昨年5月にも自らの意志でリハビリ施設に入院していた。

シーモア・ホフマンには、パートナーのミミ・オドネルとの間に生まれた3人の子どもたちがおり、「これは悲劇的で突然の死です。この苦しい時期に、私たちのプライバシーを尊重してくださることを願います」という声明を家族が発表している。

くしくも、「フィリップ・シーモア・ホフマンが2月1日に亡くなった」というデマがネット上で流れ、広報がそれを否定した矢先の訃報だったので混乱した人々もいたようだが、この悲報を受け、ラッセル・クロウ、ジャスティン・ティンバーレイク、ジム・キャリー、エレン・デジェネレスらのスターたちが続々とツイッターで追悼コメントを寄せている。【UK在住/ブレイディみかこ】

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