トルコでの映画制作会見に忽那汐里が着物で登壇!
125年前に串本町樫野崎沖で遭難したトルコ軍艦エルトゥールル号が題材の日本トルコ合作映画『海難1890』(12月公開)。2014年12月14日から2015年2月9日まで日本で撮影を行い、4月7日からはトルコ共和国で撮影された。
そして、現地時間4月28日に『海難1890(トルコ題:エルトゥールル)』の制作発表会見がユルドゥズ宮殿で行なわれ、横井裕駐在トルコ日本大使をはじめ、田中光敏監督、忽那汐里、ケナン・エジェやトルコ俳優3名ら出演者が出席。
この宮殿は、エルトゥールル号を日本に派遣したスルタン、アブデュルハミト2世が居住していたオスマン帝国最後の宮殿で、この場所で映画の会見が行われるのはトルコ映画史上初だという。
田中監督は「エルトゥールル号と1985年のテヘランでトルコの方たちによる日本人救出を描いたこの作品に、日本とトルコの俳優さんたちが命を吹き込んでくれています。この作品に参加してくださったトルコの皆さんに感謝いたします」と挨拶した。
あでやかな着物姿で登場した忽那汐里は、「日本でもトルコでも共演者やスタッフの熱意を感じながら仕事ができました」と、初めての海外での映画撮影を振り返った。
11月からのトルコ先行公開に向け、制作も佳境に入っているという本作。トルコと日本の強い絆を感じられる作品に仕上がるはずだ。【Movie Walker】
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