名古屋発“ボイメン”、全国制覇に向けて熱い意気込み

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名古屋発“ボイメン”、全国制覇に向けて熱い意気込み

名古屋発のイケメンユニット、BOYS AND MENが総出演する『サムライ・ロック』の初日舞台挨拶が6月6日にヒューマントラストシネマ渋谷で開催され、小林豊、田中俊介、田村侑久、辻本達規、中島良監督が登壇。関東進出の喜びを、集まったファンと分かち合った。

BOYS AND MENは、「全国に通用する名古屋発のタレント作り」のコンセプトのもと生まれた、歌って、踊って、演じる男性グループ。“ボイメン”の愛称で地元で絶大な人気を誇っている。本作は、信長、秀吉、家康の三英傑がタイムスリップし、平成の世で出会った仲間とアイドルを目指す物語。ボイメンのメンバー11名が総出演している。

結成5年目を迎えたBOYS AND MENにとって、映画を撮ることは活動当初からの夢だったそう。小林は「映画で関東に上陸できた」と満員の会場を前に感無量の面持ちで、「名古屋から全国へというテーマを全国に届けられたと思う。まだまだ成長していきたいと思っている途中ですが、まずはこの作品がみなさんに届いたことがすごくうれしい」と清々しい笑顔を見せていた。

また、中島監督は「映画の中ではメンバーがライバル関係を演じている。でも、リハーサルや演技を作っていくときには、『ああしよう、こうしようと』とみんなで作り上げるというやり方でやってくれた」とメンバーのチームワークの良さに感心しきり。

メンバーが特に絆を再確認したのは、殺陣のシーンだったようで、田中は「お互いの息が合っていないと危ないシーンだった。5年間、家族以上に一緒にいたものがあのシーンに出たと思う。支え合って、気持ちを高め合ってやれた」とコメント。小林は「僕は殺陣のシーンで体力を使いすぎて、『カット!』となった瞬間にストンと寝てしまった」と撮影秘話を明かして、会場を笑わせていた。

最後には、「BOYS AND MENの5年間の思いとエネルギーが詰まった作品」(辻本)、「いよいよ関東のみなさんにも届けられる。僕たちの名古屋愛とみなさんの応援が詰まった作品」(田村)、「いろいろな見方をして、自分なりの楽しさを見つけてほしい」(田中)とそれぞれが熱心にアピール。

小林は「BOYS AND MENのテーマでもある『夢は諦めなければ必ず叶う』と思いが込められている。僕たち自身、夢を追いかけている身ですが、それが映画という形になった。全国制覇に向かって頑張っていきたい!」と意気込み、会場から大きな拍手を浴びていた。【取材・文/成田おり枝】

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