江口洋介、高所恐怖症や妻・森高千里ネタをいじられ苦笑
東野圭吾の同名小説を映画化した『天空の蜂』(9月12日公開)の完成披露プレミア試写会が、8月20日に東京国際フォーラムで開催。江口洋介、本木雅弘、綾野剛、國村隼、佐藤二朗、やべきょうすけ、松島花、落合モトキ、石橋けい、永瀬匡、秦基博、堤幸彦監督が舞台挨拶に登壇した。
秦基博が手掛けた主題歌「Q&A」にかけて、「いまだから、あの人に聞きたいQ&A」というお題でクロストークをしたゲスト陣。まずは、秦が、高いヘリの上でアクションをした江口に「高いところは平気ですか?」と質問した。
江口は「正直、苦手です。でも、堤監督が『ここは、CGなしで』と言われたので」と言うと、堤監督から「トム・クルーズ!」と声が上がる。江口はバツが悪そうに「緊張感のなかでやっていたので、ある程度はいけましたが、めっちゃ怖かったです」と激白。
江口は、本木に、どのシーンが一番大変だったかと尋ねると、本木が「江口さんと、カーアクションで、ハンドルを取り合うシーンです。呼吸困難な状態で、50を前にした私は、内心へとへとで、二度とやりたくないと思いました」と恨み節を語った。
國村は、撮影日に集中豪雨で、自宅が浸水した江口が、撮影の合間に、妻・森高千里に電話をかけていたエピソードについて質問した。実は完成披露会見の時に、同じネタを本木にいじられた江口は「また、ネットでこの話ばっかりになっちゃう」と苦笑い。
本木は「危機管理ができてるご主人だなと。足のきれいな奥様に電話して、美脚が水浸しになるのは困るからと、業者に電話して、すみやかに対処されていました」と、あることないことを語り、会場の笑いを取った。
会場には、歴代の東京国際フォーラムでのイベントでは最大となる34mの実物大・超巨大ヘリ「ビッグB」のバナーも登場し、全員でフォトセッションを行った。
『天空の蜂』は、最新鋭の日本最大のヘリコプターを乗っ取り、原子力発電所の真上に静止させるという“原発テロ”事件と、その危機に立ち向かう人々の攻防を描くサスペンスアクション超大作となっている。【取材・文/山崎伸子】