伊藤淳史、山本美月の白無垢に「すごいきれい!」と興奮
高野山開創1200年を記念して製作された映画『ボクは坊さん。』公開記念トークショーが、8月27日に新丸ビル の「MUS MUS」で行われ、主演の伊藤淳史、ヒロインの山本美月、原作者の僧侶・白川密成が登壇した。伊藤たちは、僧侶を演じた舞台裏や、お寺での結婚式のシーンの撮影エピソードについてクロストークをした。
坊主頭で僧侶の袈裟をまとって登場した伊藤は「身が引き締まる思いというか、背筋が伸びます」と凛とした表情を見せた。
白川は、伊藤について「どこかのシーンで『そんなに入れ込まなくても、お坊さん以外が見てもわからないですよ』と言ったら、伊藤さんが『お坊さんが見てもおかしくないくらい、できるかぎりのことはしたいです』と言ってくださったので、うれしかったです」と称えた。
劇中で、白無垢姿を披露した山本は「私は、ウエディングドレス派でしたが、いつか結婚する時は和装も良いなと思いました」と言うと、伊藤も「すごいきれいでした!」と大興奮。山本も「周りからの評判も良かったので、うれしかったです」と笑顔を見せた。
明日8月28日(金)から9月6日(日)まで、この店では、都心で気軽に世界遺産・高野山への旅の楽しみを感じられる人気イベント、高野山カフェが期間限定で開催される。カフェで出す、精進料理の酢豚を試食した2人は「おいしい」と感激していた。
『ボクは坊さん。』は、糸井重里主宰のWEBサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」で約7年間連載された、現役の住職によるエッセイの映画化作品。愛媛県今治市を舞台に、お寺の息子として生まれ、24歳で突然、住職となった青年(伊藤淳史)の奮闘と、周りの人々との交流を描く。【取材・文/山崎伸子】
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