『サクラダリセット』特報で野村周平から名セリフ飛び出す!
2009年に角川スニーカー文庫より発刊された傑作青春ミステリー、河野裕のデビュー作「サクラダリセット」。『サクラダリセット 前篇』と『サクラダリセット 後篇』として実写映画化され、ともに2017年春に公開されることで注目が集まるなか、新たなビジュアルと特報映像が明らかになった。
「サクラダリセット」シリーズは全7巻からなり、特殊な能力を持った人物たちが織り成すストーリーと、信念を持ちつつ脆さも抱えるキャラクターたちが人気を博し、すべての伏線が最終巻で美しく収束する完成度の高さも話題となって、若者から大きく支持されている。
過去に体験したすべての「記憶を保持する」能力を持つ浅井ケイ(野村周平)と、世界を最大3日分巻き戻せる「リセット」という能力を持つ春埼美空(黒島結菜)は、地方都市、咲良田に住む高校生。咲良田にいる人々の半数は、このような特別な能力を持っており、その力は千差万別。そんなケイと春埼は、奉仕クラブに所属しており、ある依頼によって佐々野という老人が奪われた能力を取り戻すために行動を開始する。
そしてケイと春埼には2年前に「リセット」の影響を受けて死んでしまった、相麻菫(平祐奈)を生き返らせるという願いがあった。依頼のため奔走するケイは、多くの能力者と出会ううちに、それぞれの能力を組み合わせれば、相麻を生き返らせることができるのでは、と考え始めるのだった。
特報映像には、咲良田に集う能力者たちの力が文字となって、瑞々しくもミステリアスな映像と共に映し出される。また最後には、ケイが放つシリーズの名セリフも飛び出すので要注目だ!ビジュアルは前篇のカギとなり、佐々野が所持している「写真を破って写真の世界に入る」能力をイメージした仕上がりになっている。
また、本作は実写映画化と同時にTVアニメーション企画も進行中。原作のコミカライズ、映画版のノベライズといった、メディアミックス・プロジェクトとして動き出している『サクラダリセット』に、いまから全く目が離せない!【Movie Walker】