映画ランキング - 国内映画(2023/10/27~2023/10/29)|MOVIE WALKER PRESS

映画ランキング - 国内映画
(2023/10/27~2023/10/29)

2023年10月30日 発表(毎週火曜更新)
2023年10月27日~2023年10月29日に日本国内で上映された映画の観客動員数ランキングはこちら。『ミステリと言う勿れ』『ONE PIECE FILM RED』『ドミノ』などがランクイン!(興行通信社調べ)

  • No.1
    2 up

    ミステリと言う勿れ

    、129分、サスペンス・ミステリー
    4.4
    11676

    事件の謎だけでなく人の心も解きほぐす、ひたすらしゃべり続ける天然パーマの大学生を主人公とした、田村由美の同名漫画が原作の実写ドラマを映画化。テレビドラマに引き続き、松山博昭が監督、相沢友子が脚本を担当···もっと見る

  • No.2
    1 down

    ONE PIECE FILM RED

    、115分、アニメ/アクション/ファンタジー/冒険・アドベンチャー
    4.3
    21417

    2022年に連載25周年を迎える尾田栄一郎の漫画「ONE PIECE」の劇場版。劇場版としては15作目、尾田が監修を務めるフィルムシリーズとしては『FILM GOLD』に続く4作目となる。監督を「ON···もっと見る

  • No.3
    NEW

    ドミノ

    、94分、サスペンス・ミステリー
    3.5
    1563

    愛娘の行方に関与していると思われる“絶対に捕まらない男”を追う刑事が、現実と見紛う世界に足を踏み入れていく姿を描くサスペンス。『ゴーン・ガール』のベン・アフレックが主演、「スパイキッズ」シリーズのロバ···もっと見る

  • No.4
    3 down

    ザ・クリエイター/創造者

    、133分、SF
    4.0
    1509

    50年後の世界を舞台に、AIと人類が繰り広げる壮大な戦いを描くSFアクション。『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のギャレス・エドワーズがメガホンをとり、『TENET テネット』のジョン・デ···もっと見る

  • No.5
    5 keep

    アナログ

    、120分、恋愛
    4.4
    5249

    デジタル化が進む現代で、“アナログ“な価値観を持つ男女の恋愛を描いたビートたけしによる同名書き下ろし恋愛小説の実写化。手書きや手作りにこだわるアナログ人間の水島悟を『ラーゲリより愛を込めて』の二宮和也···もっと見る

  • No.6
    NEW

    デジモンアドベンチャー02 THE BEGINNING

    、80分、アニメ
    3.6
    844

    テレビアニメシリーズ「デジモン」の第2作「デジモンアドベンチャー02」の登場人物たちのその後を描く劇場版アニメーション。『デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆』で10年後の本宮大輔···もっと見る

  • No.7
    4 down

    おまえの罪を自白しろ

    、101分、サスペンス・ミステリー
    3.9
    2345

    誘拐された孫娘の解放を条件として、罪の告白を要求された政治家一族を描いた真保裕一の同名小説を実写映画化。『ラーゲリより愛を込めて』の中島健人が父親の議員秘書として働く主人公の晄司、『ザ・ファブル 殺さ···もっと見る

  • No.8
    8 keep

    アイドルを目指す男の子たちが繰り広げる物語を描いたゲーム「うたの☆プリンスさまっ♪」が原作のアニメ「うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE」シリーズの劇場版第2弾。前作の監督を務めた『名探偵コナン 緋···もっと見る

  • No.9
    7 down

    ゆとりですがなにか インターナショナル

    、117分、コメディ/ヒューマンドラマ
    4.2
    2726

    「ゆとり世代」と呼ばれるアラサー男子3人が仕事や家族、恋、友情に翻弄されていく姿を描いた連続ドラマ「ゆとりですがなにか」の劇場版。“ゆとり3人組”を演じた岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥をはじめ、安藤サク···もっと見る

  • No.10
    10 keep

    映画プリキュアオールスターズF(エフ)

    、73分、アニメ
    4.5
    2730

    「プリキュア」シリーズ放送20周年を記念して制作された劇場版。2004年の1作目「ふたりはプリキュア」から2023年2月に放送がスタートした「ひろがるスカイ!プリキュア」までの歴代20作品に登場したプ···もっと見る

『ミステリと言う勿れ』が首位に返り咲き!視聴率ではない、“テレビドラマの映画化”が成功するカギとは
『ミステリと言う勿れ』が首位に返り咲き!視聴率ではない、“テレビドラマの映画化”が成功するカギとは
『ミステリと言う勿れ』が首位に返り咲き!視聴率ではない、“テレビドラマの映画化”が成功するカギとは

10月27日から10月29日までの全国映画動員ランキングが発表。前週『ONE PIECE FILM RED』(公開中)に首位を明け渡した菅田将暉主演の『ミステリと言う勿れ』(公開中)が、2週ぶりに首位に返り咲き。これで公開7週目にして6度目の1位獲得となる。
『ミステリと言う勿れ』の週末3日間の動員は8万6000人、興行収入は1億1900万円を記録しており、累計成績では動員313万人、興収42億円。11月に入れば『ゴジラ-1.0』(11月3日公開)をはじめとしたビッグタイトルが続々と控えていることもあり、ここから大きく興収を上乗せするのは少々難しくなりそう。それでも、すでに見せつけている持続力を踏まえれば急激にランクを落とすこともイメージできず、まだいくらかの上積みはあると考えられる。 ここ10年で映画化された「月9」ドラマは9作品(「ガリレオ」と「コンフィデンスマンJP」は映画が複数本制作されている)。「HERO」のシーズン2は平均視聴率20%を超え、映画も興収46.7億円を記録。「信長協奏曲」も平均12.5%と決して高い数字を出したわけではないが、映画は興収46.1億円。そして極めつきは「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」で、シーズン3の平均視聴率が14.8%で映画は興収93億円というメガヒット。このように視聴率が良かった人気作が映画化され順当に大ヒットするという流れは、すでに過去のことだ。 それを良い意味で証明したのは「コンフィデンスマンJP」であり、ドラマの平均視聴率はわずか8.9%。それでも映画3作品はいずれも成功を収めている。その一方、「シャーロック」「ラジエーションハウス 〜放射線科の診断レポート〜」「イチケイのカラス」と、10%前後のまずまずの平均視聴率をあげながらも映画では弾けきれなかった例もある。「コンフィデンスマンJP」の2作目をはじめテレビドラマの劇場版が“2020年の救世主”となったことを踏まえれば、これらにコロナ禍の影響があったわけではないと判断できる。 2022年1月期に放送された「ミステリと言う勿れ」は、前クール(まさに「ラジエーションハウス」のシーズン2だ)と比較して上々な平均視聴率だったとはいえ、それでも11.8%。にもかかわらず、なぜ劇場版がここまでヒットしたのか。おそらく一番の要因は、単にスケールを大きく見せることではなく、ドラマ版では実現できなかった原作エピソードに改めて挑むという映画化あるいは続編化の意義/意味がはっきりと見えていたことにある。本作の大ヒットで今後もテレビドラマの映画化がコンスタントに作られるとなれば、なおさらこれまでとは異なる前提が必要となってくるだろう。 閑話休題。ランキングに再び目を向けると、アンコール上映のスタートによって前週およそ1年ぶりに首位に返り咲くという快挙を成し遂げた『ONE PIECE FILM RED』は、週末3日間で動員6万5000人、興収8400万円を記録し2位に粘り込む。これで累計成績は動員1450万人となり、興収はついに200億円に届いた模様。 また3位にはロバート・ロドリゲス監督とベン・アフレックがタッグを組んだ『ドミノ』(公開中)が初登場。初日から3日間で動員5万7000人、興収7600万円を記録。同じく初登場作品では、テレビアニメ「デジモン」シリーズ2作目のその後を描く『デジモンアドベンチャー02 THE BEGINNING』(公開中)が6位にランクインしている。 以下は、1~10位までのランキング(10月27日〜10月29日) 1位『ミステリと言う勿れ』 2位『ONE PIECE FILM RED』 3位『ドミノ』 4位『ザ・クリエイター/創造者』 5位『アナログ』 6位『デジモンアドベンチャー02 THE BEGINNING』 7位『おまえの罪を自白しろ』 8位『劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEスターリッシュツアーズ』 9位『ゆとりですがなにか インターナショナル』 10位『映画プリキュアオールスターズF(エフ)』 今週末は、生誕70周年に先駆けて制作された国産実写ゴジラ第30作『ゴジラ-1.0』(11月3日公開)、「映画 すみっコぐらし」シリーズの第3弾『映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ』(11月3日公開)などが公開を控えている。 文/久保田 和馬


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