映画ランキング - 国内映画
(2024/8/2~2024/8/4)

2024年8月5日 発表(毎週火曜更新)
2024年8月2日~2024年8月4日に日本国内で上映された映画の観客動員数ランキングはこちら。『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト』『インサイド・ヘッド2』『怪盗グルーのミニオン超変身』などがランクイン!(興行通信社調べ)

  • No.1
    NEW

    ヒーローを目指すヒーロー育成学校の生徒たちの物語を描く堀越耕平によるマンガ「僕のヒーローアカデミア」の劇場版第4弾。ヒーローVSヴィランの最終決戦直前を完全新作のオリジナルストーリーで描く。デクこと緑···もっと見る

  • No.2
    NEW

    インサイド・ヘッド2

    、96分、アニメ/コメディ/ファンタジー
    4.4
    7010

    誰も目にしたことがない頭のなかの感情たちの世界を描き、第88回アカデミー賞長編アニメーション賞を受賞したディズニー&ピクサー作品『インサイド・ヘッド』の続編。『モンスターズ・ユニバーシティ』のストーリ···もっと見る

  • No.3
    1 down

    怪盗グルーのミニオン超変身

    、94分、アニメ
    4.2
    8957

    怪盗グルーやミニオンたちの活躍を描く「怪盗グルー」シリーズ第4弾。グルー役の笑福亭鶴瓶、ルーシー役の中島美嘉が続投するほか、『翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜』の片岡愛之助がグルーの高校時代の同級···もっと見る

  • No.4
    2 down

    キングダム 大将軍の帰還

    、146分、アクション
    4.6
    10697

    紀元前の中国春秋戦国時代を舞台に、原泰久の同名漫画を実写映画化した「キングダム」シリーズの第4弾。監督も引き続き、佐藤信介が務める。『劇場』の山崎賢人、『AWAKE』の吉沢亮、『風に立つライオン』の大···もっと見る

  • No.5
    3 down

    デッドプール&ウルヴァリン

    、128分、アクション/コメディ
    R15+
    4.0
    3806

    マーベルコミック随一の破天荒ヒーロー、デッドプールの活躍を描くアクションシリーズ第3弾。ライアン・レイノルズ扮する異色のヒーロー、デッドプールと、ヒュー・ジャックマン演じる驚異的な治癒能力と不死身の肉···もっと見る

  • No.6
    NEW

    赤羽骨子のボディガード

    、117分、アクション
    4.4
    3570

    週刊少年マガジンで連載中の丹月正光による同名コミックスを映画化。『ハニーレモンソーダ』以来3年ぶりの単独主演となるSnow Manのラウールが幼なじみを守るためボディガードになる威吹荒邦を演じ、『余命···もっと見る

  • No.7
    4 down

    もしも徳川家康が総理大臣になったら

    、110分、コメディ/SF
    4.0
    3195

    2021年に出版され、大ヒットを記録した同名ビジネス小説を映画化。監督は『のだめカンタービレ』の武内英樹、脚本は『翔んで埼玉』の徳永友一が担当する。テレビ記者を『サイレントラブ』の浜辺美波、坂本龍馬を···もっと見る

  • No.8
    NEW

    ツイスターズ

    、122分、アクション/冒険・アドベンチャー
    4.0
    1666

    巨大竜巻の脅威と、それに立ち向かう人々を描いたアクションアドベンチャー。『ミナリ』のリー・アイザック・チョンが監督を務め、「ジュラシック・ワールド」の製作陣が集結。『ザリガニの鳴くところ』のデイジー・···もっと見る

  • No.9
    6 down

    あのコはだぁれ?

    、107分、ホラー
    3.7
    843

    誰もいないはずの夏休みの学校で、補習授業を受ける男女5人の生徒と臨時教師が体験する恐怖を描く学園ホラー。監督は「呪怨」シリーズの清水崇が務める。NMB48の元メンバーである渋谷凪咲が映画初主演を務め、···もっと見る

  • No.10
    NEW

    コードギアス 奪還のロゼ 最終幕

    、74分、アニメ
    4.1
    345

    2006年よりTVアニメや劇場版などで続く「コードギアス」新シリーズ全4幕の最終幕。世界各地に多数の正体不明機が姿を現し、人々は恐怖と混乱に陥る。皇宮にいるサクラにも危機が迫り、ロゼはサクラ救出のため···もっと見る

夏休み興行はさらに大激戦!原作が完結を迎えた『僕のヒーローアカデミア』劇場版最新作が悲願の“初登場No. 1”
夏休み興行はさらに大激戦!原作が完結を迎えた『僕のヒーローアカデミア』劇場版最新作が悲願の“初登場No. 1”
夏休み興行はさらに大激戦!原作が完結を迎えた『僕のヒーローアカデミア』劇場版最新作が悲願の“初登場No. 1”

8月2日から8月4日までの全国映画動員ランキングが発表。全世界でコミックス累計発行部数1億部を突破し、8月5日発売の「週刊少年ジャンプ」で約10年の連載に幕を下ろした堀越耕平の同名人気マンガを原作としたテレビアニメ「僕のヒーローアカデミア」。その劇場版第4弾となる『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト』(公開中)が初登場でNo. 1に輝いた。
人口の8割がなんらかの超常能力“個性”を持っているのが当たり前の世界を舞台に、その“個性”を悪用する犯罪者“敵<ヴィラン>”から人々を救うヒーローを目指し、名門雄英高校でクラスメイトたちと共に精進していく“デク”こと緑川出久の活躍と成長を描く「僕のヒーローアカデミア」。今作では、ヒーローvsヴィランの全面戦争勃発後に現れた謎の男ダークマイトの野望を阻止すべく、デクたちが立ち向かう姿を描く、最終決戦直前のストーリーが展開。 初日から3日間の成績は、観客動員が60万8500人、興行収入は8億9500万円。参考までに前作の『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション』(21)の初動成績を見てみると、土日2日間で動員33万5000人&興収4億5400万円であり、初日から4日間(4日目が「山の日」の祝日だった)で動員72万392人&興収9億4784万円。条件がかなり異なるので直接比較するのは難しいところではあるが、初日3日間では前作を多少は上回っていることが推測できる。 これまでの「ヒロアカ」劇場版シリーズは、いずれもテレビアニメの放送中に公開を迎えており、今作も第7期の放送真っ只中。しかも先述の通り原作がフィナーレを迎えたという点で、これまで以上に絶好のタイミングでの公開といえよう。過去作の最終興収は第1作が17億2000万円、第2作が17億9000万円ときて、前作で34億3000万円とほぼ倍増。今作も前作と同等か、40億円前後での着地となりそうではあるが、近年のジャンプ漫画を原作としたアニメ映画のバブルを考えれば、それ以上はねらいたいところだろう。 ちなみに第1作の動員ランキング初登場時は4位。その後、第2作が3位に初登場し、前作は2位に初登場。ひとつずつ初登場位を押し上げ、今作で念願の初登場1位を獲得したことになる。とはいえ1位を獲得すること自体は、前作が公開4週目という異例のタイミングで達成している。それは入場者プレゼント第2弾配布の効果によるものであった。今作もスペシャルコミック「僕のヒーローアカデミア Vol.Next」が150万部限定で配布されており、昨今の流れを踏まえれば第2弾以降も予定されていることだろう。夏休み期間はランキング上位を賑わせてくれるはずだ。 『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト』をはじめ5本の新作がランクインする大激戦のなか、全世界で“アニメーション映画歴代No. 1ヒット作”という大記録を引っ提げて日本公開を迎えたディズニー&ピクサーの最新作『インサイド・ヘッド2』(公開中)は2位に初登場。 8月1日に公開を迎え、初日から4日間(前夜祭興行を含む)で動員57万2752人、興収7億3692万2780円。週末の3日間では動員39万8860人、興収5億3600万円を記録。2015年の夏休みに公開された前作は、ランキングの順位こそ3位が最高位だったものの、夏休み期間を通して安定した興行を続け、最終興収は40億円を突破するヒットとなったが、今作は果たして。 前作以上に“泣ける”作品としてSNSを中心にクチコミが広がっており、さらに公開初週から4週連続で入場者プレゼントの配布も決まっているなど、リピーター獲得に向けた下地が十分に整っている。主要な国々のなかでは一番遅い公開となったここ日本での興行成績が、現時点で15億5500万ドルを超えている本作の全世界興収にどこまで貢献できるのか、大いに注目が集まるところ。 また、前週のトップ3作品はそれぞれ2ランクずつ順位を落としている。3位となった『怪盗グルーのミニオン超変身』(公開中)は、累計動員190万人、興収24億円を突破。4位の『キングダム 大将軍の帰還』(公開中)は8月1日の段階でシリーズ4作連続での興収50億円突破の快挙を達成。週末までの公開24日間で累計動員365万人&興収54億円を突破している。 6位に初登場を果たしたのは、SnowManのラウールが主演を務め、丹月正光の同名コミックを実写映画化した『赤羽骨子のボディガード』(公開中)。デイジー・エドガー=ジョーンズやグレン・パウエルら注目キャストが集結した『ツイスターズ』(公開中)は初登場8位となり、「コードギアス」シリーズの新作アニメを4幕に分けて上映してきた最終作『コードギアス 奪還のロゼ 最終幕』(公開中)は10位スタートとなった。 以下は、1~10位までのランキング(8月2日〜8月4日) 1位『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト』 2位『インサイド・ヘッド2』 3位『怪盗グルーのミニオン超変身』 4位『キングダム 大将軍の帰還』 5位『デッドプール&ウルヴァリン』 6位『赤羽骨子のボディガード』 7位『もしも徳川家康が総理大臣になったら』 8位『ツイスターズ』 9位『あのコはだぁれ?』 10位『コードギアス 奪還のロゼ 最終幕』 今週末は、山口つばさの同名漫画を眞栄田郷敦主演で実写映画化した『ブルーピリオド』(8月9日公開)、国民的アニメ「クレヨンしんちゃん」の劇場版第31作となる『映画クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記』(8月9日公開)、テレビアニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」の劇場総集編2部作の後編となる『劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく! Re:Re:』(8月9日公開)などが控えている。 文/久保田 和馬


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