映画ランキング - 全米映画
(2024/1/26~2024/1/28)

2024年1月29日 発表(毎週火曜更新)
2024年1月26日~2024年1月28日にアメリカで上映された映画の興行収入ランキングはこちら。『The Beekeeper』『Mean Girls』『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』などがランクイン!(Box Office Essentials調べ)

  • No.1
    2 up
    The Beekeeper

    The Beekeeper

    公開未定
    -
    0

    週末興収$7,421,382

    累積興収$42,288,291

  • No.2
    1 down
    Mean Girls

    Mean Girls

    公開未定
    -
    0

    週末興収$7,300,000

    累積興収$60,805,495

  • No.3
    3 keep

    ウォンカとチョコレート工場のはじまり

    、116分、ファンタジー
    4.3
    7651

    週末興収$5,910,000

    累積興収$195,173,005

    『チャーリーとチョコレート工場』に登場する工場長ウィリー・ウォンカの前日譚を描くファンタジー・アドベンチャー。「パディントン」シリーズのポール・キングが監督と脚本を、「ハリー・ポッター」シリーズのデイ···もっと見る

  • No.4
    5 up

    FLY!/フライ!

    、83分、アニメ
    4.1
    1476

    週末興収$5,150,000

    累積興収$101,253,660

    渡り鳥なのに一度も小さな池から出たことがないカモ一家の初めての大移動を描くファミリーアドベンチャー。『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』のアニメスタジオ、イルミネーションが完全オリジナルストーリ···もっと見る

  • No.5
    4 down
    Anyone But You

    Anyone But You

    公開未定
    -
    0

    週末興収$4,800,000

    累積興収$71,195,538

  • No.6
    NEW
    Fighter

    Fighter

    公開未定
    -
    0

    週末興収$3,744,054

    累積興収$4,309,194

  • No.7
    10 up

    哀れなるものたち

    、142分、コメディ/ファンタジー
    R18+
    4.0
    2990

    週末興収$3,048,000

    累積興収$24,792,797

    不幸な死から蘇った美しい女性の冒険を描いたスコットランド作家のアラスター・グレイの同名ゴシック小説の実写映画化。『女王陛下のお気に入り』のヨルゴス・ランティモスが監督を務め、『ラ・ラ・ランド』のエマ・···もっと見る

  • No.8
    12 up

    アメリカン・フィクション

    、コメディ/ヒューマンドラマ
    3.8
    32

    週末興収$2,896,729

    累積興収$11,843,227

    Amazon Prime Videoで2024年2月27日から独占配信。

  • No.9
    6 down

    アクアマン/失われた王国

    、124分、アクション/SF
    3.9
    3456

    週末興収$2,820,000

    累積興収$118,102,034

    海の生物を操る能力を持つアクアマンの活躍を描いたアクション・エンタテインメント『アクアマン』の続編。前作に引き続きジェームズ・ワンが監督、ジェイソン・モモアが主演を務める。また、前作でアクアマンの弟オ···もっと見る

  • No.10
    NEW

    ゴジラ-1.0

    、125分、アクション
    4.3
    8143

    週末興収$2,600,000

    累積興収$55,009,463

    ゴジラ70周年記念作品として制作されたゴジラ作品30作目。山崎貴が監督・脚本・VFXを手掛け、『君の名は。』の神木隆之介が主人公の敷島浩一、『君の膵臓をたべたい』の浜辺美波がヒロインの大石典子をそれぞ···もっと見る

アカデミー賞効果で『ゴジラ-1.0』が北米トップテンに返り咲き!『パラサイト』『HERO』を抜いて非英語作品の興収歴代2位が目前に
アカデミー賞効果で『ゴジラ-1.0』が北米トップテンに返り咲き!『パラサイト』『HERO』を抜いて非英語作品の興収歴代2位が目前に
アカデミー賞効果で『ゴジラ-1.0』が北米トップテンに返り咲き!『パラサイト』『HERO』を抜いて非英語作品の興収歴代2位が目前に

先週末(1月26日から28日)の北米興収ランキングの、上位10作品の合計興収は4171万ドル。2023年で最も閑散とした週末だった9月4週目の4234万ドルを下回る数字で、コロナ禍が直撃した2020年と2021年、その影響が残った2022年の3年間を除けば、2001年9月3週目、キアヌ・リーヴス主演の『陽だまりのグラウンド』(01)がV2を達成した週末の3916万ドルに次ぐ低さとなる。
そんな良くも悪くも穏やかすぎる週末を制したのは、前々週と前週に引き続き『Mean Girls』。3週連続Vという聞こえは華々しいが、それでもまだ累計興収はようやく6000万ドルを突破した程度。2004年のオリジナル版の北米興収が8605万ドルだったので、現時点ではまだ海外興収(2260万ドル)を足してもオリジナル版には届いていない。2月以降は大作の公開が増えてくるだけに、なんとか上乗せはほしいところだろう。 一方、月曜日に発表された速報値の段階では『Mean Girls』のV3を阻止すると見られていたジェイソン・ステイサム主演の『The Beekeeper』は、結局3週連続の2位に。それでも1週目に1200万ドルあった差が、わずか23万ドルまで縮まっている。累計興収も水曜日に4360万ドルを突破しており、ステイサム単独主演映画としては『トランスポーター2』(05)を超え、「MEG」シリーズ2作に次ぐヒットになった模様。 さて、前回の当記事でも触れた第96回アカデミー賞の候補作だが、ノミネート発表後に迎える初めての週末とあって大きな動きが相次いでいる。11部門候補の『哀れなるものたち』(日本公開中)はさらに上映館数を900館増やして6位まで浮上。『アメリカン・フィクション』(2月27日よりPrime Videoにて配信)も852館増やしてトップテン入りを果たし、『オッペンハイマー』(3月29日日本公開)も1014館増、『ホールドオーバーズ(仮題)』(6月21日日本公開)も1143館増と、例年以上の閑散期効果で劇場数が急増。 視覚効果賞にノミネートされている『ゴジラ-1.0』(日本公開中)は上映館数を1516館増やし、6週ぶりの2000館以上、5週ぶりのトップテン返り咲きを果たした。累計興収は5510万ドルに到達しており、非英語作品としては『パラサイト 半地下の家族』(19)、チャン・イーモウ監督の『HERO』(02)を上回り、歴代3位まで浮上。現在1位の『グリーン・デスティニー』(00)を超えるのは容易なことではないが、現在2位の『ライフ・イズ・ビューティフル』(97)まではあと100万ドル。この週末前後に歴代2位に上がることが確実なものとなった。 文/久保田 和馬


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