映画ランキング - 全米映画
(2024/7/19~2024/7/21)

2024年7月22日 発表(毎週火曜更新)
2024年7月19日~2024年7月21日にアメリカで上映された映画の興行収入ランキングはこちら。『ツイスターズ』『怪盗グルーのミニオン超変身』『インサイド・ヘッド2』などがランクイン!(Box Office Essentials調べ)

  • No.1
    NEW

    ツイスターズ

    、122分、アクション/冒険・アドベンチャー
    4.0
    1666

    週末興収$80,500,000

    累積興収$80,500,000

    巨大竜巻の脅威と、それに立ち向かう人々を描いたアクションアドベンチャー。『ミナリ』のリー・アイザック・チョンが監督を務め、「ジュラシック・ワールド」の製作陣が集結。『ザリガニの鳴くところ』のデイジー・···もっと見る

  • No.2
    1 down

    怪盗グルーのミニオン超変身

    、94分、アニメ
    4.2
    8958

    週末興収$23,800,000

    累積興収$259,460,135

    怪盗グルーやミニオンたちの活躍を描く「怪盗グルー」シリーズ第4弾。グルー役の笑福亭鶴瓶、ルーシー役の中島美嘉が続投するほか、『翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜』の片岡愛之助がグルーの高校時代の同級···もっと見る

  • No.3
    3 keep

    インサイド・ヘッド2

    、96分、アニメ/コメディ/ファンタジー
    4.4
    7012

    週末興収$12,800,000

    累積興収$596,375,604

    誰も目にしたことがない頭のなかの感情たちの世界を描き、第88回アカデミー賞長編アニメーション賞を受賞したディズニー&ピクサー作品『インサイド・ヘッド』の続編。『モンスターズ・ユニバーシティ』のストーリ···もっと見る

  • No.4
    2 down
    Longlegs

    Longlegs

    公開未定
    -
    0

    週末興収$11,700,000

    累積興収$44,650,532

  • No.5
    4 down

    クワイエット・プレイス:DAY 1

    、100分、ホラー
    3.8
    1742

    週末興収$6,100,000

    累積興収$127,635,948

    “音”を立てるものに襲いかかる“なにか”がもたらす恐怖を描いた「クワイエット・プレイス」シリーズの、始まりの日を描くホラー。『PIG/ピッグ』のマイケル・サルノスキが監督、『アス』のルピタ・ニョンゴが···もっと見る

  • No.6
    5 down

    フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン

    、131分、ヒューマンドラマ
    3.9
    1173

    週末興収$3,335,000

    累積興収$16,355,144

    主演はスカーレット・ヨハンソンとチャニング・テイタム。アポロ11号の月面着陸というNASAの威信を懸けた歴史的な任務を背景に、とある作戦に共に取り組むやり手のPR担当者と堅物の発射責任者を演じる。

  • No.7
    6 down

    バッドボーイズ RIDE OR DIE

    、115分、アクション
    PG12
    4.2
    2275

    週末興収$2,675,000

    累積興収$189,330,546

    ウィル・スミス&マーティン・ローレンス共演による刑事アクションシリーズ第4弾。マイアミ市警の名物コンビ、マイクとマーカス。そんな彼らの上司だった亡きハワード警部に麻薬カルテルと関係があったという汚職疑···もっと見る

  • No.8
    NEW
    Bad Newz

    Bad Newz

    公開未定
    -
    0

    週末興収$1,070,870

    累積興収$1,070,870

  • No.9
    8 down
    MaXXXine

    MaXXXine

    公開未定
    -
    0

    週末興収$819,242

    累積興収$13,927,110

  • No.10
    NEW

    ザ・バイクライダーズ(原題)

    、116分、ヒューマンドラマ
    4.0
    749

    週末興収$700,000

    累積興収$21,229,925

    「エルヴィス」のオースティン・バトラー、「ヴェノム」シリーズのトム・ハーディが初共演した青春アクション。60年代シカゴに実在した伝説的バイク集団アウトローズ・モーターサイクル・クラブ。その創立から数年···もっと見る

北米で『ツイスターズ』がディザスターパニック歴代1位のオープニング成績を樹立!4DXでも新記録を達成
北米で『ツイスターズ』がディザスターパニック歴代1位のオープニング成績を樹立!4DXでも新記録を達成
北米で『ツイスターズ』がディザスターパニック歴代1位のオープニング成績を樹立!4DXでも新記録を達成

先週末(7月19日から7月21日)の北米興収ランキングは、デイジー・エドガー=ジョーンズとグレン・パウエル、アンソニー・ラモス共演の『ツイスターズ』(8月1日日本公開)が初登場で首位を獲得。タイトルからも分かる通り、近年では珍しい1990年代ハリウッド大作のにおいがぷんぷんする典型的ディザスター映画なのだが、その初動成績が想像以上の滑りだしとなっている。
初日から3日間の興収は8121万ドル。これは2024年公開作としては『インサイド・ヘッド2』(8月1日日本公開)と『デューン 砂の惑星PART2』(24)に次ぐ第3位。なんとこのサマーシーズンの“2強”の一角である『怪盗グルーのミニオン超変身』(日本公開中)を超えてきたのだから驚きだ。しかもディザスターパニック映画としては、ローランド・エメリッヒ監督の『デイ・アフター・トゥモロー』(04)を上回り、歴代No. 1のオープニング成績を叩きだしたのである。 さらに平日も順調に数字を積み重ね、公開5日目に累計興収1億ドルを突破。閑散期が長く続いていたなかで突入した今年のサマーシーズンだが、6月以降の公開作で5本目の大台突破を達成。上位の順位が激しく入れ替わっていることも含め、活気が完全に戻ってきたといってもよさそう。ちなみに批評面も、「ロッテン・トマト」によれば批評家からの好意的評価は75%、観客からは92%と上々。映画の舞台オクラホマ州の隣アーカンソー州で育ったリー・アイザック・チョン監督は、娯楽映画でも大金星をあげたようだ。 このヒットの要因として、ラージ・スクリーン・フォーマットでの上映が大きな後押しになっていることが挙げられる。「Variety」の報道によれば、4DXでの週末3日間の売り上げは210万ドルと、これまでの最高記録だった『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』(23)の157万ドルを大きく上回ることに成功。「Deadline」の報道によれば、週末興収の40%がIMAXを含めたラージ・スクリーン・フォーマットでの売上げとなっているのだが、すでに『デッドプール&ウルヴァリン』(日本公開中)にその大部分を奪われてしまっており、2週目以降は厳しい戦いが強いられるだろう。 一方、3週目にして首位の座を明け渡した『怪盗グルーのミニオン超変身』は、週末3日間で前週比56%の興収2443万ドルを記録し、週末段階で累計興収2億6000万ドルを突破。7月23日に『怪盗グルーのミニオン大脱走』(17)の最終興収を上回り、「怪盗グルー」フランチャイズでは4位に浮上。累計興収3億ドル突破も確実なものとしてきた。 そして『インサイド・ヘッド2』は6週目の週末3日間も1282万ドルを売り上げる好調をキープし、こちらも7月23日に公開40日目にして累計興収6億ドルに到達。この記事が出る頃には『インクレディブル・ファミリー』(18)を抜いて北米におけるアニメ映画歴代No. 1のヒット作となっていることが確定しており、それよりもひと足先に全世界でのアニメ映画歴代No. 1の座に上り詰めた模様。次なる照準は、北米と全世界両方で歴代ベストテン入りを果たすことだろうか。 文/久保田 和馬


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