映画ランキング - 全米映画
(2024/7/26~2024/7/28)
2024年7月29日
発表(毎週火曜更新)
2024年7月26日~2024年7月28日にアメリカで上映された映画の興行収入ランキングはこちら。『デッドプール&ウルヴァリン』『ツイスターズ』『怪盗グルーのミニオン超変身』などがランクイン!(Box Office Essentials調べ)
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NEW
週末興収$205,000,000
累積興収$205,000,000
マーベルコミック随一の破天荒ヒーロー、デッドプールの活躍を描くアクションシリーズ第3弾。ライアン・レイノルズ扮する異色のヒーロー、デッドプールと、ヒュー・ジャックマン演じる驚異的な治癒能力と不死身の肉···もっと見る
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2
週末興収$14,200,000
累積興収$290,972,260
怪盗グルーやミニオンたちの活躍を描く「怪盗グルー」シリーズ第4弾。グルー役の笑福亭鶴瓶、ルーシー役の中島美嘉が続投するほか、『翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜』の片岡愛之助がグルーの高校時代の同級···もっと見る
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3
週末興収$8,300,000
累積興収$613,406,731
誰も目にしたことがない頭のなかの感情たちの世界を描き、第88回アカデミー賞長編アニメーション賞を受賞したディズニー&ピクサー作品『インサイド・ヘッド』の続編。『モンスターズ・ユニバーシティ』のストーリ···もっと見る
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4
Longlegs
公開未定-0週末興収$6,765,000
累積興収$58,618,928
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5
週末興収$3,025,000
累積興収$134,229,330
“音”を立てるものに襲いかかる“なにか”がもたらす恐怖を描いた「クワイエット・プレイス」シリーズの、始まりの日を描くホラー。『PIG/ピッグ』のマイケル・サルノスキが監督、『アス』のルピタ・ニョンゴが···もっと見る
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7
週末興収$1,275,000
累積興収$191,742,578
ウィル・スミス&マーティン・ローレンス共演による刑事アクションシリーズ第4弾。マイアミ市警の名物コンビ、マイクとマーカス。そんな彼らの上司だった亡きハワード警部に麻薬カルテルと関係があったという汚職疑···もっと見る
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NEW
The Fabulous Four
公開未定-0週末興収$1,010,614
累積興収$1,010,614
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6
週末興収$750,000
累積興収$19,110,032
主演はスカーレット・ヨハンソンとチャニング・テイタム。アポロ11号の月面着陸というNASAの威信を懸けた歴史的な任務を背景に、とある作戦に共に取り組むやり手のPR担当者と堅物の発射責任者を演じる。
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NEW
Raayan
公開未定-0週末興収$378,571
累積興収$453,475
先週末(7月26日から7月28日)の北米興収ランキングは、マーベル・スタジオの最新作となる『デッドプール&ウルヴァリン』(日本公開中)が大旋風。週末3日間の興収は、速報段階では歴代オープニング興収ランキングで8位となる2億500万ドルだったが、確定値では2億1143万ドルへ上方修正。この600万ドルの差で『アベンジャーズ』(12)と『ジュラシック・ワールド』(15)を抜き、歴代6位という華々しいオープニングを飾った。
ちなみに歴代オープニング興収ランキングで『デッドプール&ウルヴァリン』より上位にいる5作品をおさらいすれば、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(19)と『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(21)、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(18)のマーベルを代表する歴史的ヒット3作品と、「スター・ウォーズ」の『フォースの覚醒』(15)と『最後のジェダイ』(17)と、錚々たる顔ぶればかり。
これらに続くということは、単純に考えれば最終興収6億ドルを突破してもなんら不思議ではないのだが、過去に1億9000万ドルのオープニング興収で最終興収4億5900万ドルだった『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(15)や、1億8700万ドルでスタートを飾って4億ドルをかろうじて超えたところで止まった『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(22)の例もある。とりわけ初動に傾きがちなマーベル作品のため、まだまだ油断は禁物。ここはじっくりと見守っておきたいところだ。
なにはともあれ、コロナ禍以降よく言われ続けてきた“ヒーロー映画疲れ”のムードに一石投じることができたのは間違いないだろう。本作が打ち立てた記録でひときわ興味深いのは、やはり「R指定映画の歴代オープニング新記録」というもの。これまでは『デッドプール』(16)の1億3243万ドルだったので、それを大幅に更新。結果的に同ランキングの上位3タイトルをすべて「デッドプール」シリーズが独占するかたちになっている。
7月31日の水曜日までの6日間で累計興収は2億8000万ドルに到達しているので、おそらくは『パッション』(04)のもつR指定映画歴代興収No. 1(3億7000万ドル)を塗り替えるのは時間の問題であろう。海外興収はすでに3億ドルを超えており、全世界興収では6億ドル突破目前。北米と全世界の両方で、2024年の暫定王者『インサイド・ヘッド2』(日本公開中)にどこまで迫れるか注目しておきたい。
その『インサイド・ヘッド2』、週末興収ランキングでは4位となったものの、水曜日の段階で全世界興収が15億2000万ドルを突破。ついに全世界興収ランキングのトップテン入りを果たしている。北米での成績もさることながら、目を見張るヒットとなっているのがメキシコで、すでに『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』(23)を抜いて同国内の興収新記録を樹立し、史上初の1億ドル到達が目前まで迫っているとのこと。日本でもようやく公開を迎えたとなれば、海外興収のさらなる上積みにも期待ができるはずだ。
文/久保田 和馬
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