映画ランキング - 全米映画
(2025/1/17~2025/1/19)

2025年1月20日 発表(毎週火曜更新)
2025年1月17日~2025年1月19日にアメリカで上映された映画の興行収入ランキングはこちら。『ライオン・キング:ムファサ』『One of Them Days』『Wolf Man』などがランクイン!(Box Office Essentials調べ)

  • No.1
    2 up

    ライオン・キング:ムファサ

    、118分、アニメ
    4.2
    6704

    週末興収$15,500,000

    累積興収$209,798,338

    2019年に実写化した同名映画のはじまりの物語。シンバを守ったムファサ王と、ムファサの命を奪ったスカーの若き日を描く。『ムーンライト』のバリー・ジェンキンスが監督を務める。ムファサを『オールド』のアー···もっと見る

  • No.2
    NEW
    One of Them Days

    One of Them Days

    公開未定
    -
    0

    週末興収$14,225,000

    累積興収$14,225,000

  • No.3
    NEW
    Wolf Man

    Wolf Man

    公開未定
    -
    0

    週末興収$12,500,000

    累積興収$12,500,000

  • No.4
    3 down

    ソニック × シャドウ TOKYO MISSION

    、110分、アニメ
    4.2
    1015

    週末興収$11,000,000

    累積興収$218,898,000

    セガが生んだ人気キャラクター、ソニックを主人公にした「ソニック・ザ・ムービー」シリーズ第3弾。前作から引き続き、ジェフ・ファウラーが監督を務め、主人公のソニックの声をベン・シュワルツが、宿敵のドクター···もっと見る

  • No.5
    5 keep

    モアナと伝説の海2

    、100分、アニメ
    4.3
    7376

    週末興収$8,100,000

    累積興収$444,830,932

    海に選ばれた少女モアナの壮大な冒険を描いたアニメーション『モアナと伝説の海』の続編。日本語版声優は前作に引き続き、屋比久知奈が主人公モアナを、尾上松也が半神半人のマウイを演じる。第64回グラミー賞の最···もっと見る

  • No.6
    1 down
    Den of Thieves 2: Pantera

    Den of Thieves 2: Pantera

    公開未定
    -
    0

    週末興収$7,750,000

    累積興収$27,325,028

  • No.7
    4 down
    Nosferatu

    Nosferatu

    公開未定
    -
    0

    週末興収$5,000,000

    累積興収$90,101,000

  • No.8
    6 down

    名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN

    、140分、ヒューマンドラマ
    4.0
    2361

    週末興収$4,600,000

    累積興収$58,379,001

    伝説のミュージシャン、ボブ・ディランの若き日を描く伝記ドラマ。『DUNE/デューン 砂の惑星』のティモシー・シャラメがディランを演じるほか、『ファイトクラブ』のエドワード・ノートン、「マレフィセント」···もっと見る

  • No.9
    7 down

    ウィキッド ふたりの魔女

    、161分、ミュージカル
    4.6
    8402

    週末興収$4,600,000

    累積興収$465,564,000

    小説「オズの魔法使い」に登場する正反対な2人の魔女の友情を描くミュージカル「ウィキッド」を映画化した2部作の前章。『クレイジー・リッチ!』のジョン・M・チュウがメガホンをとり、舞台「カラーパープル」の···もっと見る

  • No.10
    8 down

    ベイビーガール

    、114分、恋愛
    PG12
    -
    581

    週末興収$2,458,660

    累積興収$25,802,375

    女性CEOとインターンの青年が繰り広げる“誘惑ゲーム”を描くエロティック・スリラー。「アクアマン」シリーズのニコール・キッドマンが、すべてを兼ね備えながらも満たされない渇きを抱える主人公ロミーを、『逆···もっと見る

北米で『ライオン・キング:ムファサ』が首位に返り咲き!アカデミー賞でサプライズを起こしたブラジル映画が好スタート
北米で『ライオン・キング:ムファサ』が首位に返り咲き!アカデミー賞でサプライズを起こしたブラジル映画が好スタート
北米で『ライオン・キング:ムファサ』が首位に返り咲き!アカデミー賞でサプライズを起こしたブラジル映画が好スタート

“キング牧師の日”の祝日と重なる連休となった先週末(1月17日から1月19日)の北米興収ランキングは、新作タイトルが少々伸び悩んだこともあって、公開5週目を迎えた『ライオン・キング:ムファサ』(日本公開中)が2週ぶりに首位を奪還する結果となった。
『ムファサ』の週末3日間の興収は、前週比84.8%と低い下落率にとどまったものの1205万ドル止まり。祝日を含む4日間の興収も1542万ドルと、今世紀に入ってから(コロナ禍の2021年を除く)の“キング牧師の日”の週末・連休に1位を獲得した作品のなかでは『グローリー・ロード』(06)よりも低い数字をマーク。なお、全体の総興収も9428万ドルと、2021年を除けば2022年に次いで2番目に低いものとなっている。 前作『ライオン・キング』(19)は北米で興収5億4000万ドル超、全世界では16億6000万ドル超と、当時のディズニー作品としては最高の成績を収めたが、今回の『ムファサ』は北米累計興収2億ドル、全世界興収6億ドルにようやく到達。2億ドルというハイバジェットの作品ということもあり、前作ほどの勢いがないことを危惧されていたが、おそらくこれで赤字収支は免れたのではないだろうか。 一方、初日から3日間で興収1180万ドル、祝日を含む4日間で興収1400万ドルと、『ムファサ』に僅差まで迫る成績ながら2位スタートとなったのは、キキ・パーマーとSZAが共演したコメディ『One of Them Days』。初日と21日以降の平日のデイリー興収ではトップに立っており、批評集積サイト「ロッテン・トマト」によれば批評家からの好意的評価の割合が94%、観客からのそれも91%となかなかの高評価。この閑散期のダークホースとなりそうだ。 3位にはブラムハウス・プロダクションズとリー・ワネル監督が『透明人間』(20)以来のタッグを組み、古典ホラーをリブートした『Wolf Man』が初登場。こちらは初日から3日間で興収1089万ドル、祝日を含む4日間では1229万ドルと、昨年公開されたブラムハウスのホラー作品と比較すると『イマジナリー』(24)を上回り、『ナイト・スイム』(24)と『スピーク・ノー・イーヴル 異常な家族』(24)にわずかに届かないスタートとなっている。 そして先日発表された第97回アカデミー賞のノミネート作品は、『ブルータリスト』(2月21日日本公開)や『サブスタンス』(5月16日日本公開)、『Nickel Boys』など多くの作品が上映劇場数を増やして前週よりも順位を上げることに成功。もっとも、当該週末はまだノミネート発表前。次週末以降にアカデミー賞効果がより強く反映されることだろう。 作品賞と主演女優賞、国際長編映画賞の3部門にノミネートされた『I'm Still Here』は、ニューヨークとロサンゼルスでの限定公開がスタートし、週末3日間での1館あたりのアベレージ興収は2万8000ドル超。アカデミー賞の最終投票期間中である2月14日(金)から拡大公開されるとのことで、このスケジューリングが同作の後押しになるか注目が集まるところだ。 文/久保田 和馬


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