地獄のパスポート:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
地獄のパスポート
地獄のパスポート
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地獄のパスポート

1966年4月20日公開
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脚本・監督はシモン・スターリング、撮影はフィリップ・ペーパー、音楽はピエロ・ウミリアーニ。出演者はジョルジョ・アルディソン、ドイツ生れのバーバラ・シモンズ、「コールデンハンター」に出演したフィリピン生れのセイナ・セイン、リリアン・フェルナニー、ジョルジュ・リヴィエールなど。テクニカラー、テクニスコープ。

ストーリー

オランダのアンベルサで若い女が殺された。この女はアメリカのCIAに雇われていた女スパイで、加害者は“ブラック・スコーピオン”の一員であると確認された。ブラック・スコーピオンとは、世界を股にかけて暗躍する残忍非情な犯罪シンジケートである。CIAからこの組織破壊を命令されたのはウォルター・ロス(G・アーディソン)でエージェント・ナンバー3S3。秘密組織を探った結果、ボスのミスターAと名乗る人物が浮び、この娘が、ウィーンの大学に通っているヤスミン(B・シモンズ)であることがわかった。3S3はヤスミンと急速に仲良くなっていった。これを知った秘密組織のディックソン教授(G・リビエール)はヤスミン誘拐を計った。だが3S3の活躍で失敗した。ヤスミンは父親を求めてベイルートへ飛んだ。勿論3S3も一緒だ。二人の愛情は益々燃えあがるが、ヤスミンは父親の居所を教えようとはしなかった。3S3は、レーダー装置をつけたブローチを彼女に与え、助手のアーメッドに彼女を尾行させた。案の定、彼女は父親の大邸宅に向った。その夜、3S3とアーメッドは、ミスターAの邸に忍びこんだ。ところが、ミスターAは地下室ですでにミイラとなっていた。このミスターAが持っていたと思われる、考古学的に有名なレリーフが、今はある教授のもとにあると知った3S3は、アーメッドに教授の家を訪問させた。この教授こそ、ディックソンで、彼はミスターAを殺害し、自ら組織のボスに収まっていたのだった。これを知った時はアーメッドは殺され、ヤスミンは連れ去られた。そして3S3も殺し屋に襲われるが、逆に相手を倒した3S3はブローチからの発信音から、ディックソンの隠れ家に躍りこんだ。ヤスミンを無事救出した3S3には次の任務が待っているのだった。

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作品データ

原題
Secret Agent 3S3 Passport to Hell
製作年
1965年
製作国
イタリア フランス
配給
東京第一フィルム
初公開日
1966年4月20日
製作会社
シネプロデュチオーニ・アソシアーテ=プロデュクション・シネマトグラフィカ・バルカザール=フィルム・コペルニク


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