ブルース・リヨン
Connor
黒死病から村人たちを助けるために未知の旅に出た人々の姿を描く。監督・原案・脚本は「ビジル」のヴィンセント・ウォード、共同脚本はケリー・リヨン、ジェフ・チャプル、撮影はジェフリー・シンプソンが担当。出演はブルース・リヨンほか。
ヨーロッパ全土に黒死病が蔓延した1346年、グリフィン(ハミッシュ・マクファーレン)の住む寂れた辺境の炭鉱の村にもその脅威は迫ってきており、旅から戻った彼の兄コナー(ブルース・リヨン)も絶望的な外界の様子を村人に伝える。そんな時グリフィンは、夜明けまでに天上の都、星降る街の大聖堂へ十字架を据え置けば、黒死病から村は助かる、という夢を見、彼の夢に望みを託し、グリフィンやコナーら6人の仲間は世界の裏側に通じると言う洞窟を掘り進めてゆく。そして彼らは、何と現代のニュージーランドの街にたどりつくが、その途中グリフィンは一行の誰かが聖堂から墜落死する夢を見る。やがてその人物が兄のコナーであることを知ったグリフィンは、大聖堂に到着後、彼に代わって塔に登り始めるが、実はグリフィンこそが墜落死する人物であることを悟った時、彼の体は宙に浮いていた--。夢はそこで覚めた。洞窟の外から聞こえる村は助かった、という声に一行は村に帰ろうとするが、その頃、グリフィンの体はコナーから感染した黒死病によって冒されていた。そして彼は一人村に戻ることを諦め、柩に収められ川に流されることを決意するのだった。
Connor
Arno
Griffin
Searle
Ulf
Linnet
監督、脚本、原案
脚本
脚本
製作
撮影
音楽
編集
字幕
[c]キネマ旬報社