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千里眼 of the end of century
千里眼 of the end of century
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千里眼 of the end of century

2000年6月10日公開、100分、サスペンス・ミステリー
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謎のテロ集団の脅威に挑む女性自衛官の活躍を描くサスペンス。監督は、本作で本篇デビューを飾った『新 俺たちの旅』の麻生学。松岡圭祐による同名小説を基に、時中進と松岡自身が共同で脚色。撮影を「ゴジラ 2000 MILLENNIUM」の加藤雄大が担当している。主演は、「現実の続き夢の終わり」の水野美紀と「破線のマリス」の黒木瞳。

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ストーリー

正体不明のテロ集団「ミドリの猿」の一員を名乗る男による、横須賀米軍基地の最新ミサイルを使った爆発事件。何者かに操られ発射システムを操作した彼の、一瞬の表情から暗証番号を導き出し事態を収拾したのは、日本医学界屈指の心理カウンセラー兼脳外科医で、“千里眼“の異名を持つ友里佐知子だった。政府の命を受け基地に向かった航空自衛隊二等空尉の岬美由紀は、彼女の神業とも言うべき能力を目の当たりし、以来、人を救うことの本当の意味を探すため、暫く自衛隊を離れる決意をする。数日後、佐知子が院長を務める東京晴海医療センターを訪れた美由紀は、そこでえりという少女に出会う。そして、両親による虐待が原因で心を閉ざしている彼女に、似た境遇にあった過去の自分を重ね、彼女を救いたいと思うようになるのであった。そんな中、またしてもミドリの猿の一員を名乗る男が、爆弾を抱えて神社に立てこもるという事件が発生した。再び、犯人説得にかり出される佐知子。だが、彼女は後を追ってかけつけた美由紀の前で、爆発に巻き込まれてしまう…。ところが、佐和子は死んでいなかったのである。実は、彼女こそミドリの猿の中心人物で、医療センターの患者をマインドコントロールで操り、国家転覆を謀っていたのだ。りえの行動を観察するうち、東京湾観音の中に軍事機密を搭載した電磁波を放つ装置を発見した美由紀は、漸く全ての真相に気づく。だがその時既に、地下に潜った佐知子による計画が実行に移されていた。原発に向かって発射される2発のミサイル。しかし、美由紀は患者として医療センターに潜入捜査を行っていた蒲生刑事と共にそれを回避。見事、佐知子の計画を阻止することに成功する。だがその後、佐知子の行方は杳として掴むことは出来なかった…。

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作品データ

製作年
2000年
製作国
日本
配給
東映
初公開日
2000年6月10日
上映時間
100分
製作会社
東映=小学館=小学館プロダクション(製作協力 タイムズイン=東映東京撮影所)
ジャンル
サスペンス・ミステリー


[c]キネマ旬報社