偽りなき者|MOVIE WALKER PRESS
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偽りなき者

2013年3月16日公開,115分
R15+
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無実の罪を着せられた男の孤独な戦いを描くヒューマンドラマ。監督は、「光のほうへ」のトマス・ヴィンターベア。出演は、「007/カジノ・ロワイヤル」のマッツ・ミケルセン、「セレブレーション」のトマス・ボー・ラーセン。2012年カンヌ国際映画祭で主演男優賞、エキュメニカル審査員賞、ヴァルカン賞を受賞。

予告編・関連動画

偽りなき者

予告編

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

離婚と失業の試練を乗り越え、幼稚園の教師という職に就いたルーカス(マッツ・ミケルセン)は、ようやく穏やかな日常を取り戻した。しかしある日、親友テオ(トマス・ボー・ラーセン)の娘クララ(アニカ・ヴィタコプ)の作り話によって、ルーカスは変質者の烙印を押されてしまう。幼いクララの証言を、町の住人のみならず、親友だと思っていたテオまでもが信じて疑わなかった。無実を証明できる手立てのないルーカスの言葉に、耳を貸す者はいない。仕事も親友も信用も失ったルーカスは、小さな町ですっかり孤立してしまう。彼に向けられる憎悪と敵意はエスカレートし、一人息子のマルクス(ラセ・フォーゲルストラム)にまで危害が及ぶ。ルーカスは、無実の人間の誇りを失わないために、ひたすら耐え続ける生活を余儀なくされる。クリスマス・イブ、追い詰められたルーカスはある決意を胸に、町の住人たちが集う教会へ向かう……。

作品データ

原題
Jagten
映倫区分
R15+
製作年
2012年
製作国
デンマーク
配給
キノフィルムズ
上映時間
115分

[c]2012 Zentropa Entertainments19 ApS and Zentropa International Sweden. [c]キネマ旬報社

動画配信

映画レビュー

4.3
  • rikoriko2255

    tom

    5.0
    2013/4/11

    これは恐ろしい。。。 あまりにも不条理で理不尽な仕打ち。 誰が悪いのか。 ウソをついた子供(クララ)か? それを信じた周りの大人たちか? 真っ直ぐに生きているルーカスに何の落ち度があったのか。 これはいつの世にも起こりうる出来事。 いや、実際起こってきたであろう出来事。 言われなき差別や偏見にも通じること。 すごくすごく心が痛かったです。 傷んでいた心に、衝撃のラストシーンが追い打ちをかけました。

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  • rikoriko2255

    seapoint

    4.0
    2013/4/2

    子供だから正直なのか。 子供だから純粋なのか。 子供が幼ければ幼いほど、言葉が乏しければ乏しいほど、周囲は子供を守ろうと必死になる。 注意したいのは観客は全体を見ているので主人公は潔白を証明とわかる。しかし映画の中の周りの人間は全くわからないし、いくらルーカスの人柄を知っていてもニュースでよくある「あの人に限って…」といった犯行と同等に見なしてしまう。 物的証拠がないのが痛い。 子供が幼すぎるため衝撃な出来事は忘れてしまうのではという推測で極めてルーカスの立場は難し。ちょっとした嘘が、大人の世界では通じない、破滅なる恐ろしさ。 全体を見ていないなら、主人公を信じられないだろう。まして自分にも子供がいたら、絶対その存在を許せない。 田舎だからか、噂も話も筒抜けで、スーパーマーケットで起こった人間としてのあの対応はどうなのか。 無実証明されて、また仲間とワイワイ集まるが個人的にその光景に目を疑う。あんなヒドいことをされたのによく同じ杯を酌み交わせる。行くところが他にないからか、逆に自分が彼らに怒りを覚えないか。 とにかく物的証拠がないからラストのようなことになりかねない。そういう風にする人間が少なくともいる。それでもそこにいるのか。何の罪を抱えて? ゴッドファザーの彼だけは人間として寛大であり、本物の目を持っている。極めてレア。 静かで自然が美しい。だがキリスト教徒に重要なクリスマスを1人で過ごすのはひもじいに値する気持ちだ。 問題少女クララの顔つきはどうみてもイノセントな可愛い顔つきではございません。 概してデンマーク人、大人になると本当におじさん、おばさんの様相。うぅ、これは一体…

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  • rikoriko2255

    4.0
    2013/3/18

    離婚して、息子に中々会えないという不満は有るものの、仲間に囲まれ穏やかに暮らしていたルーカスが、突然突き落とされた落とし穴。 でも、普通に有るよねぇ・・こう言う事。 狭い社会の中で、誰かを阻害することで団結する嫌な人ってどこにでもいるじゃない? 教室とか、オフィスとか、社宅とか?狭いコミュニティで。 確信とか有る訳じゃ無く、疑われた人を責めることで正義の味方になったつもりになって過剰に勝手に盛り上がっている人。 まぁ疑われた内容が内容なだけに、彼の社会的信用の暴落は激しいよね。 デリケートな問題過ぎて、子供への質問もオブラートに包むから、尚たちが悪い。 でも、誰か考えなかったのかな。家に思春期の兄がいる事実。何も知らずに少女が何かを目にする機会は有ったって事。 子供って残酷な嘘をつく。そう言う物だよね。 それでも、警察は白って判断したんでしょ。 それでも一度向けられた白い眼は中々消えない。 そして何より、白い目を向けられた・・と言う記憶は消えない。 人々が冷静さを取り戻し、和解し、それを受け入れ、時が解決し元の生活に戻ったとしても、またいつか豹変するんじゃないか‥と言う気持ちは消えないだろう。 ラストの出来事は、なんだったのか‥誰だったのか‥それとも、実際に起こったのか‥ 私はもしかしたら、彼の中の疑心が生んだ幻・・?とも思う。 少女の心が純なだけに、やりきれないのよね。

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    ネタバレあり
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