エヴァ・グリーン
ミス・ペレグリン
謎めいた島を訪れた少年が体験する奇妙な出来事を描いたベストセラー小説を、ティム・バートン監督が実写映画化したダーク・ファンタジー。『ヒューゴの不思議な発明』のエイサ・バターフィールドが主人公の少年ジェイクを、屋敷に暮らす少年少女の保護者であるミス・ペレグリンをエヴァ・グリーンが演じる。
※結末の記載を含むものもあります。
周囲になじめず、孤独な少年ジェイクの唯一の理解者だった祖父が謎めいた死を遂げた。祖父の遺言に従って小さな島を訪れた彼は、森の奥で古めかしい屋敷を発見する。そこには美しくも厳格なミス・ペレグリンと、空中浮遊能力をもつ少女ら一風変わった少年少女が住んでいて、彼らと生活を共にするうちに、ジェイクも自らの力に目覚めていく。
ミス・ペレグリン
ジェイク
バロン
鳥類学者
ゴラン
フアンク
エイブ
エマ
イーノック
オリーヴ
ホレース
フィオナ
ヒュー
クレア
ブロンウィン
双子1
双子2
ミラード
ヴィクター
ミス・アヴォセット
ジェイクの母親
監督
製作
製作
製作総指揮
製作総指揮
製作総指揮
製作総指揮
原作
脚本
撮影監督
プロダクションデザイナー
衣裳デザイナー
編集
音楽
音楽
[c]2016 Twentieth Century Fox [c]キネマ旬報社
ティム・バートン監督お得意のダークファンタジーです。監督の世界観が好きで他の作品も何本か見ていますがこちらはちょっと満足できなかったです。 小説の映画化だそうなので小説の方が面白いのかな。すごくワクワクするお話のはずなのに詰め込み過ぎて物足りないという変な感じでした。 映像も綺麗だし、子供達やミス・ペレグレンも悪役のバロンも個性的で魅力的なのに今一つ物足りない。そしてラストもう~ん。綺麗にまとまり過ぎな印象でした。
「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」観了。特殊能力のある人間が普通の人々から隠れて住む、ループと言う特定のある日を毎日続ける人生で。そこに突如現れる不死を獲得するために特殊能力人間を襲う集団、監督の妄想が実に好ましい超良作。 主演のエイサ・バターフィールドがとても良い感じ。
・ループが閉じられるとどうなるのか ・怪物と博士の違いは ・お化け屋敷のループはいつか ・お化け屋敷のループを抜けると ・ブラックループとは ・イギリスの家では死んだ子はおいてきぼりになってしまったのか(ミス・ペリグリンの子供とかではない?) ・最後はループ内?ループ外?
異能者ものSFなのに今風ではないレトロタッチに惹かれて観賞。楽しくてロマンチック。 パワーアクションものではなく、ファンタジーの仕立てです。 異能者、タイムループ、パラレルワールド、エネルギー転移等の要素から構成されています。 エイサ君が他人とすれ違う人生から異能者として葛藤し自覚し開花していく主人公を素敵に見せてくれます。 それを引き立てるのがエヴァさんや異能の子どもたちです。 欠かせないのが悪役のサミュエルさん。実に洒落た役どころです。このところ面白い悪役が似合っています。 ラストの巡り会いは端折ってしまった感はありますが、「BTF」を観た人なら解ると思います。 バイオハザードと同じく、敵が全滅した訳ではないの是非続編を出してほしい逸品です。、
ティム・バートンの世界に世の中が胸躍らせた「ビートルズジュース」「バッドマン」「シザーハンズ」「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」などは80年代後半から90年代前半の作品。 その世界感は30年経った今でも色あせることありませんが、時代がそれを許さないようで、今回の作品は、きっと30年前なら「代表作」になったかもしれないのに、もったいない気がしました。 CG技術が進んだ今日、「XーMEN」シリーズなどアメコミを原作とした「特別な能力者」の映画が数多く作られるようになり、その映像にもう「感動」はありません。今作もワクワクするような設定にも拘らず、映画が始まると「どこかで観たような・・・」感が拭えませんでした。 そのため子供たちの魅力も半減、すると映画の面白さも半減となってしまいました。 繰り返しますが、設定が良かっただけに「もったいないな~」とつぶやきながら劇場を後にしました。
たぶんこの人は、子供の頃の自由な世界を描きたいんでしょうね。子供の頃は、善悪がはっきりしていて、自分は正しいみたいな。大人になると、その境目がだんだんはっきりしなくなる。 あと映画の表現そのものに対する絶対的な自信があって、観客が何を望んでいるのか分かるみたいな所があって…。 名優サミュエル・L・ジャクソンやジュディ・デンチの使い方がちょっともったいないかな。 エヴァ・グリーンは、本当にキレイですね❗
【賛否両論チェック】 賛:“自分らしくあることの大切さ”という普遍的なテーマが、ファンタジー色満載の世界観の中で描かれるのが印象深い。 否:小さい子が怖がりそうな演出や、グロシーンもあったりするので、家族サービス等には向かない感も。 異質であるがゆえに迫害を恐れ、“ループ”と呼ばれる安全な1日の中で永遠に暮らす子供達と、平凡で退屈な毎日から抜け出し、祖父の遺言に導かれてループへとやって来た主人公。ともすると奇妙な小旅行モノで終わってしまいそうなところですが、主人公には“彼らを守る”という使命と、そのための大切な能力が備わっているという、ハラハラすること必至のストーリーに仕上がっています。 他人とは違う容姿や能力を持った時、子供達のように、閉鎖された同じ1日の中ではあれど、ありのままの自分で生きるのか、それとも他人と同じであることを追い求めた結果、ホローのように我を忘れた異形の怪物へと変わってしまうのか。その恐ろしくも哀しい対比に、“自分らしくあること”の本当の大切さが、伝わってくるようです。 ただ、目玉を食べたりするグロいシーンや、急に驚かせたりする描写もあるので、家族サービスなんかには不向きかも知れません。不思議で奇妙な世界観を、是非お楽しみ下さい。
良くも悪くもティム・バートンの奇妙な世界なんだけれど、これまでほど違和感が無い気がする。 エイサ・バターフィールドがかなり大きくなった。相変わらず美少年。この美形ぶりのまま大人になってほしいと願う。
普通って何 奇妙って何 一人ぼっちのジェイク 祖父から聞いていた島 ペレグリンと不思議な子供たち みんな仲良し! 友達って大事 子供達にとって 普通が奇妙 奇妙は普通 特殊能力って凄い! 自分を閉じないで! 勇気と進もうよ!
祖父が謎めいた死を遂げ、遺言に従って小さな島を訪れたジェイク。 森の奥で古めかしい屋敷を発見し、そこには……………………………。 鳥に変身するマダム、火を操る女の子、重い靴を履いてないと空に飛んでいってしまう少女、人形を操る青年など特殊能力を持つ「かわりもの」達などが住んでいた。 彼らに忍び寄ろうとしている危険は…………………………………。 目玉を食べたり、不気味なカラクリ人形がバトルしたり、かなりきもいところはあったけど、おとぎ話・ホラーとくればこのぐらいは! ジェイクの活躍に、結構ぐいぐい引き込まれた。