英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2018/19 ロイヤル・バレエ「くるみ割り人形」
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ロンドンの名門歌劇場ロイヤル・オペラ・ハウスの公演に、舞台裏でのインタビューや特別映像を交えて映画館で上映。手品師で発明家のドロッセルマイヤーは、ねずみ退治の罠を発明する。だが、彼の甥ハンス・ピーターが、くるみ割り人形の姿に変えられてしまう。出演は「英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン2018/19/ロイヤル・バレエ 『ラ・バヤデール』」のギャリー・エイヴィス&アナ・ローズ・オサリヴァン、「英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン2018/19/ロイヤル・バレエ 『うたかたの恋』のマルセリーノ・サンベ。
ストーリー
手品師で発明家のドロッセルマイヤー(ギャリー・エイヴィス)は、王室でねずみ退治の罠を発明する。ところが、復讐を誓うねずみの女王の呪いにより、彼の甥ハンス・ピーター(マルセリーノ・サンベ)が、くるみ割り人形に姿を変えられてしまう。呪いを解くためには、くるみ割り人形がねずみの王様を倒し、外見と関係なく彼を愛してくれる娘が現れなければならない。シュタルバウム家のクリスマス・パーティに招かれたドロッセルマイヤーは、その家の娘クララ(アナ・ローズ・オサリヴァン)にくるみ割り人形を贈る。夜中に目覚めたクララは、ドロッセルマイヤーによって魔法の世界に招かれ、ねずみの王様(ニコル・エドモンズ)とおもちゃの兵隊たちの戦いを目撃する。クララの助けによってねずみの王様が倒され、呪いが解けたハンス・ピーターは、くるみ割り人形から人間の姿に戻る。ドロッセルマイヤーに導かれたクララとハンス・ピーターは、雪の王国、お菓子の国へと旅をして、金平糖の精(マリアネラ・ヌニェス)や王子(ワディム・ムンタギロフ)と出会う。クララの勇敢さによって救われたと、金平糖の精に伝えるハンス・ピーター。お礼にドロッセルマイヤーは、美しく賑やかな祝宴を2人に贈る。やがて、夢から醒めたクララが外に出ると、見覚えのある若者とすれ違う。そして、ドロッセルマイヤーの部屋に、元の姿を取り戻したハンス・ピーターが帰って来るのだった。
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作品データ
[c]ROH. Photograph by Helen Maybanks
[c]キネマ旬報社