尾藤イサオ
笠井謙三
朝日新聞に投稿され、単行本化もされたエッセイを映画化。定年まで銀行員として勤め上げた笠井謙三とその妻・和子。転勤続きで長い間仮住まい生活だった二人は、ようやく手に入れた夫婦だけの家で暮らし始める。しかし、和子が脳梗塞で倒れ、入院することに。出演は、「の・ようなもの のようなもの」の尾藤イサオ、「繕い裁つ人」の中尾ミエ。監督は、「咲 Saki」の小沼雄一。
定年まで銀行員として勤め上げた笠井謙三(尾藤イサオ)といつも前向きに明るく夫を支えてきた妻の笠井和子(中尾ミエ)。新婚早々からずっと転勤続きで、長い間仮住まい生活だった二人は、ようやく手にした夫婦だけの家で仲良く暮らしていた。そんなある日、和子が脳梗塞で倒れ、入院する。リハビリを続けるも、退院後も車いす生活が続くことから、そのまま老人ホームに入る。「もう一度家に帰りたい」と願う妻に、謙三は来る日も来る日も優しく寄り添うが、数年後、妻はその思いを叶えられぬまま他界する。数か月後、謙三はひとりで身の回りの整理を始める。妻との思い出がつまった品々を手に取るたびに、つらい気持ちがこみ上げる。そんななか、壊れたり破れたり古くなったものは、「お世話になりました、ありがとう。ご栄転です!」と言って処分していた妻の言葉を思い出す。謙三は、ひとつひとつに感謝の言葉を吹き込みながら、前を向いていく。そして、二人の大切な曲『アニー・ローリー』が鳴る目覚まし時計を携えて、新しい一歩を踏み出すのだった……。
監督、編集
脚本
原作
製作
製作
製作
製作
撮影監督
音楽
美術
衣裳
衣裳/スタイリスト
ヘアメイク
録音
助監督
企画・プロデュース
プロデューサー
プロデューサー
ラインプロデューサー
音楽プロデューサー
予告編ディレクター
宣伝プロデューサー
主題歌
整音効果
特写
[c]2020「感謝離 ずっと一緒に」製作委員会 [c]河崎啓一/双葉社
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