上西雄大
土師晤郎=ゴロー
俳優や監督などマルチな活動をする上西雄大が監督・脚本・プロデューサー・主演を務めた犯罪ドラマ前編。大阪・西成で暮らすゴローは、元政府諜報機関の工作員だった過去や家族の記憶を少しずつ取り戻し、心臓移植が必要な娘のために四億円を稼ぐと決意する。「その男、凶暴につき」や「銃」など数々の作品を手がけてきたプロデューサー、奥山和由が製作総指揮を務める。家族のために大金を稼ごうと捨て身でもがくゴローを上西雄大が、最大の敵となるフィクサーを「洗骨」の奥田瑛二が演じる。後編「西成ゴローの四億円 -死闘篇-」へ続く。2022年1月29日より大阪先行上映。
生活保護を受給しながら日雇い労働をする土師悟朗(上西雄大)は、大阪の西成では”人殺しのゴロー”と呼ばれていた。記憶喪失のゴローは、何故自分が”人殺しのゴロー”と呼ばれるのか、何故西成で日雇い暮らしをしているのか覚えていない。半グレに襲撃され頭に大怪我を負ったゴローだったが、手術を受けたところ、記憶の一部が戻ってくる。連絡を受け病院にやってきた元妻・片桐真理子(山崎真実)とも再会。そして、娘が難病に侵され助かるには心臓移植が必要だが、治療には海外渡航費含め四億円かかること、父親が殺人犯であることが治療費の援助を受ける妨げになっていることを知る。妻は大学教授の職を絶たれ、娘の延命費を稼ぐためにSMの風俗嬢をしていた。現実にショックを受けるゴロー。断片的に記憶が戻り、自分が元日本政府諜報機関ヒューミントの工作員であったことを思い出す。チームの任務失敗により負傷し、その傷がもとで記憶を失ったことを利用され、チームの責任を負わされて殺人罪で服役。家族も失い刑務所で5年過ごし、特赦により出所した後、気付けば今の西成での暮らしにたどり着いていたのだった。ゴローは、娘の治療費の四億円を稼ぐことを固く決意。そんな彼の前にかつて同僚だったヒューミントの日向誠人(津田寛治)が現れ、ヒューミントの下請けを持ちかける。娘のために仕事を引き受け、再び闇の道を歩き出したゴローだったが、絶大な力を持つフィクサー・莫炉脩吉(奥田瑛二)との闘いが待ち受けていた……。
土師晤郎=ゴロー
日向誠也
片桐真理子
八神松子
八神梅子
飯島英樹
莫炉脩吉=御大(フィクサー)
監督、脚本、編集、プロデューサー、プロデュース
製作総指揮
エグゼクティブプロデューサー
エグゼクティブプロデューサー
エグゼクティブプロデューサー
エグゼクティブプロデューサー
エグゼクティブプロデューサー
撮影
音楽
編集、録音
ヘア&メイク
照明
助監督
助監督
挿入歌
殺陣師
アクション
ガンエフェクト
[c]上西雄大
[c]キネマ旬報社