世界的ダンサー、リル・バックの半生に迫るドキュメンタリー。アメリカ・テネシー州メンフィスのゲットーで育ったリル・バック。チェロ奏者ヨーヨー・マの演奏で踊るその姿を、スパイク・ジョーンズが偶然携帯で撮影し投稿したことから、彼の未来が動き始める。監督は、「ブラック・スワン」の振付師であるベンジャミン・ミルピエを追ったドキュメンタリー『Dancing is Living : Benjamin Millepied』で知られるルイ・ウォレカン。
ストーリー
全米有数の犯罪多発地域で、キング牧師が暗殺された場所としても知られるテネシー州・メンフィス。そんな街に育ったリル・バックは、幼い頃から抜群の身体感覚を持ち、メンフィス発祥のストリートダンス“メンフィス・ジューキン”にのめり込む。とにかくダンスが上手くなりたいと願った少年は、やがて奨学金を得てクラシック バレエにも挑戦、ジューキンとバレエを融合させ、名曲『白鳥』(『瀕死の白鳥』)を踊る。そのダンスが世界的チェロ奏者ヨーヨー・マの目にとまり、ふたりはチャリティ・パーティーで共演することに。そこに偶然、映画監督スパイク・ジョーンズが居合わせ、リル・バックのダンスに驚愕したジョーンズは携帯で撮影し、その動画をYouTubeに投稿。それがきっかけとなり、リル・バックは世界中の注目を浴び始めるのだった……。
スタッフ
監督、脚本
ルイ・ウォレカン
製作
ビクター・レヒ
製作
バティスト・ルロワ
製作統括
フランソワ・シャルル・ル・ゴフ
共同製作
クレイテン・ジャイ・アーマー
共同製作
チャールズ・ライリー
共同製作
ナディム・シェクロウハ
撮影
マチュー・ドゥ・モングラン
音楽
アーサー・B・ジレット
編集
バジーレ・ベルキーリ
録音
ジュリアン・モマンソー
録音
ジェレミー・バビネ
録音
アマニュエル・オジャール
整音
セドリック・リオネ
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
- 原題
- LIL BUCK REAL SWAN
- 映倫区分
- G
- 製作年
- 2019年
- 製作国
- フランス=アメリカ
- 配給
- ムヴィオラ
- 初公開日
- 2021年8月20日
- 上映時間
- 85分
- 製作会社
- Machine Molle=Tanit Films
- ジャンル
- ドキュメンタリー
[c]キネマ旬報社