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全身の筋肉が衰え、身体が動かせなくなる難病ALSに冒された武藤将胤と、発症を知った上で結婚した妻・木綿子が愛と科学で病気に立ち向かう姿を追ったドキュメンタリー。ALSを治療できる日が来ると信じて活動を続ける武藤夫妻の限界なき挑戦の日々。ナレーションを「そして、バトンは渡された」の石原さとみが担当。監督は日本民間放送連盟賞優秀賞を受賞したALS患者に密着したドキュメンタリー番組「笑顔の約束~難病ALSを生きる~」の毛利哲也。
ストーリー
2021年8月に開催された東京パラリンピック開会式。車いすの少女が演じる『片翼の小さな飛行機』の物語で、ド派手な衣装を身にまとい、布袋寅泰たちを乗せたデコトラの運転席に座ってパフォーマンスを繰り広げた武藤将胤。全ての人が自分らしさを表現し、生き続けられる“BORDERLESSな生き方”を世界に発信した。イベントに明け暮れた学生時代。社会を明るくするアイデアを形にするため、大手広告会社に就職。広告プランナーとして順風満帆な人生が続くと思っていた。だが、妻・木綿子と初めて会った日、既に手の震えは始まっていた。27歳の時、全身の筋肉が徐々に動かせなくなる進行性の難病ALSと診断される。ALS(Amyotrophic Lateral Sclerosis・筋萎縮性側索硬化症)とは、手足やのど、舌などの筋肉が痩せて徐々に弱くなっていき、意識や感覚を保ったまま、全身が動かせなくなる進行性の難病だ。筋肉を動かす脳や脊髄にある運動神経細胞(運動ニューロン)が障害を受けることで発症し、発症から平均3~5年で呼吸困難に陥り、死に至ることが多いと言われる。日本での患者数は約1万人で、発症のメカニズムはまだ十分に解明されておらず、進行を遅らせる既存薬はあるが、根本的な治療法はまだない。“俺の人生は終わるのか……”。絶望しかけたその時、頭に浮かんだのは、患者たちの未来を明るくするアイデアを形にする事。こうして武藤は、病気の啓発と、最新テクノロジーを使った活動を開始。一般社団法人WITH ALSを設立し、現在はクリエイティブの力で“ALSの課題解決を起点に、全ての人が自分らしく挑戦できるBORDERLESSな社会を創造する。”をミッションに、エンターテインメント、テクノロジー、介護の3領域で課題解決に取り組んでいる。ALSを治療できる日が来ると信じて活動を続ける武藤将胤の限界なき挑戦の日々を追う。
キャスト
スタッフ
監督
毛利哲也
ナレーション
石原さとみ
演出、プロデューサー
浦本勳
企画
河野太一
プロデューサー
大黒和典
協力プロデューサー
白倉由紀子
協力プロデューサー
遠藤英明
宣伝プロデューサー
泉谷裕
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
[c]2023 テレビ朝日・フレックス
[c]キネマ旬報社