「夢みる小学校」のオオタヴィン監督が、オーガニック給食の実態を取材したドキュメンタリー。全国に先駆けてオーガニック給食を実施したいすみ市の市長や職員、40年前から地場産食材やオーガニック食材を取り入れている武蔵野市の栄養士などの奮闘を追う。ナレーションは、「隣人X 疑惑の彼女」の上野樹里。
ストーリー
小学校の6年間で子どもの平均体重は約2倍になり、増えた体重は100%食べ物だけで作られている。オーガニックはセレブな食材ではなく、身体と心が急速に成長する子どもたちにこそ必要なものなのだ。オーガニック給食は農家にとっても、地産地消の食材を学校給食のために購入することで安定した収益が見込めるメリットがある。米価が暴落しているなか、いすみ市の『いすみっこ』や佐渡市の『トキ認証米』といった学校給食ブランド米は定価のまま完売している。また、オーガニック給食が目的の移住者が増え、地域の環境がよくなり、持続可能な町や村に変わっていくという、地域社会や地球環境にもよい影響をもたらしている。そんなオーガニック給食を夢みる市民や公務員、有機農家の奮闘を追う。
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作品データ
- 製作年
- 2024年
- 製作国
- 日本
- 配給
- まほろばスタジオ
- 初公開日
- 2024年2月2日
- 上映時間
- 77分
- 製作会社
- (制作:まほろばスタジオ)
[c]キネマ旬報社