イギリスのウェンブリー・エムパイアー・スタジアムで行なわれたロックンロールのステージを再現したライブ・フィルム。製作・監督はピーター・クリフトン、撮影はピーター・ホワイトヘッド、マイク・ウィッタカー、ブルース・ドース、マーティン・ロルフ、ピーター・ジェップ、トニー・コガンズ、ステファン・サージェント、音楽編集はジーン・エリス、編集はトーマス・シュウォームが各々担当。出演するアーティストはチャック・ベリー、リトル・リチャード、ビル・へイリーとコメッツ、ジェリー・リー・ルイス、ボー・ディドレー、ハウス・シェイカーズ、ハインツ、ロード・サッチ、ミック・ジャガーなど。イギリスのウェブリー・エムパイアー・スタジアムで催されるロック・ショーが、地元の5人組、ハウスシェイカーズと男性ソロ歌手ハインツ・バートの歌で始まり会場のムードが高まる。そしてメイン・ロックン・ローラーのトップを飾るのは「セイ・ボス・マン」や「セイ・マン」のボー・ディドレー。彼はデビュー作「アイム・ア・マン」等数曲を披露する。キラー・ロックンロールの異名をもつジェリー・リー・ルイスは、50年代後半に活躍した白人歌手。そして3番手のビル・ヘイリーと彼のコメッツが登場した頃は、日も暮れ、暗くなった会場はますます熱気に満ちてくる。「シェイク・ラトル・アンド・ロール」等ヒット曲を歌う彼ら。ビル・ヘイリーのクールさにひきかえ、熱唱するのはキング・オブ・ロックンロールと自称するリトル・リチャード。いよいよクライマックスに近づき、ビートルズやローリング・ストーンズに影響を与えたチャック・ベリーが登場する。「スクール・デイズ」「メンフィス」「スィート・リトル・シックスティーン」と次々にヒット曲を歌いまくる。これらのアーティストのステージの合間に、ローリング・ストーズのミック・ジャガーのコメントが挿入され進行する。
ストーリー
※コンサート映画のためストーリーはありません。
スタッフ
監督、製作
ピーター・クリフトン
撮影
ピーター・ホワイトヘッド
撮影
マイク・ウィッタカー
撮影
ブルース・ドース
撮影
マーティン・ロルフ
撮影
ピーター・ジェソップ
撮影
トニー・コガンズ
撮影
ステファン・サージェント
音楽編集
ジーン・エリス
編集
トーマス・シュウォーム
字幕
戸田奈津子
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
- 原題
- Rock and Roll Show
- 製作年
- 1973年
- 製作国
- イギリス
- 配給
- ジョイパックフィルム
- 初公開日
- 1981年7月4日
- 上映時間
- 84分
- 製作会社
- P・クリフトン・プロ作品
- ジャンル
- ドキュメンタリー
[c]キネマ旬報社