批評家が選ぶ、ドキュメンタリー映画ランキング!“フレッシュ”な作品を一挙紹介|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
批評家が選ぶ、ドキュメンタリー映画ランキング!“フレッシュ”な作品を一挙紹介

コラム

批評家が選ぶ、ドキュメンタリー映画ランキング!“フレッシュ”な作品を一挙紹介

「ドキュメンタリー映画」とひと口にジャンル分けをしても、そこで扱われるテーマや描きかたは実に様々。政治や経済を背景とした社会問題に切り込んでいく作品もあれば、ある人物や出来事にフォーカスを当ててその功績や経過について辿ったもの、マイケル・ムーア監督作品のように作り手の主張を前面に押しだしたもの。はたまた2000年代以降に日本でもブームが巻き起こったネイチャードキュメンタリーのように、普通に生活していてはなかなか見ることができない映像を記録するという側面を有しているものまで。いずれにしても、事象や主張を映像として“記録”する行為は、映画のもっとも基礎的な形であるといえよう。

そこで本稿では、映画批評を集積・集計するサイト「ロッテン・トマト」に掲載されたドキュメンタリー映画オールタイムランキングのなかから批評家の評価が高く、また日本国内の各動画配信サービスで視聴可能な作品を一挙に紹介したい。

鬼才アレハンドロ・ホドロフスキーの野望に迫った『ホドロフスキーのDUNE』は映画ファン必見
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「ロッテン・トマト」とは、全米をはじめとした批評家のレビューをもとに、映画や海外ドラマ、テレビ番組などの評価を集積したサイト。批評家の作品レビューに込められた賛否を独自の方法で集計し、それを数値化(%)したスコアは、サイト名にもなっている“トマト”で表される。好意的な批評が多い作品は「フレッシュ(新鮮)」なトマトに、逆に否定的な批評が多い作品は「ロッテン(腐った)」トマトとなり、ひと目で作品の評価を確認することができる。中立的な立場で運営されていることから、一般の映画ファンはもちろん業界関係者からも支持を集めており、近年では日本でも多くの映画宣伝に利用されるように。映画館に掲示されたポスターに堂々と輝くトマトのマークを見たことがある方も多いだろう。

それでは、ドキュメンタリー映画のフレッシュな作品たちを挙げてみよう。

100%フレッシュ『マン・オン・ワイヤー』(08)

99%フレッシュ『私はあなたのニグロではない』(17)

98%フレッシュ『ブラックフィッシュ:「殺人シャチ」と呼ばれた黒き悲しき生物』(13)

98%フレッシュ『インサイド・ジョブ 世界不況の知られざる真実』(10)

98%フレッシュ『猫が教えてくれたこと』(16)

97%フレッシュ『ホドロフスキーのDUNE』(14)

97%フレッシュ『ウィーナー 懲りない男の選挙ウォーズ』(16)

96%フレッシュ『フォッグ・オブ・ウォー マクナマラ元米国防長官の告白』(03)

96%フレッシュ『シチズンフォー スノーデンの暴露』(14)

96%フレッシュ『イグジット・スルー・ザ・ギフト・ショップ』(10)

96%フレッシュ『ヒッチコック/トリュフォー』(15)

96%フレッシュ『ルック・オブ・サイレンス』(15)

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