エイリアンとプレデターの出版権をマーベル・コミックが獲得!
DCコミックスと並ぶアメリカの出版社マーベル・コミックが、「エイリアン」「プレデター」の出版権を獲得したと発表した。DCとマーベルに次ぐ大手出版社、ダークホースコミックスから発行されている両作品は、2020年にライセンス契約が終了。それに伴い、2021年にはマーベルから出版されることになるという。また、同時に、クロスオーバー作品「エイリアンVS.プレデター」をベースにした新しいコミックの出版予定があることも明かされた。
そのアナウンスと共に、マーベルは公式サイトで、コミックス「ニューアベンジャーズ」や、映画『ウォッチメン』(09)のコンセプトアートなどを手掛けてきたカナダ出身のアーティスト、デビッド・フィンチが描いたエイリアンとプレデターのアートワークを公開。船内らしきところに “エイリアン・ビッグチャップ”が描かれたイラストには、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズでクリス・プラットが演じたスター・ロードことピーター・クイルのウォークマンが!
また、高度な知能を持つ地球外生命体プレデターがたたずむのは、”アベンジャーズ“の基地でもあるアベンジャーズ・タワーだ。手には引きちぎられたアイアンマンのマスクを持っており、マーベル・シネマティック・ユニバースとのコラボを想起させるイラストになっている。
残念ながら、いまのところ「エイリアンとプレデターがアベンジャーズや他のキャラクターと交わることはない」と名言されているが、ダークホースから出版されていた「スター・ウォーズ」も2015年にマーベルへ権利が移行され、その後新シリーズをスタートさせている。先日、リドリー・スコット監督が新たな『エイリアン』シリーズについても明言しているが、エイリアンとプレデターが、スクリーンでマーベル・ヒーローたちとクロスオーバーする日を期待せずにはいられない!
文/編集部