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『青くて痛くて脆い』吉沢亮、杉咲花、柄本佑が赤裸々に語る、SNSとの付き合い方

インタビュー

『青くて痛くて脆い』吉沢亮、杉咲花、柄本佑が赤裸々に語る、SNSとの付き合い方

「僕はあまりSNSを見ないし、エゴサーチもしないです」(吉沢)

【写真を見る】吉沢亮たちの“爽やかブルー”な撮り下ろしショット!
【写真を見る】吉沢亮たちの“爽やかブルー”な撮り下ろしショット!撮影/河内 彩

――本作は前半と後半でがらりと空気が変わります。吉沢さんは、後半でかなり心の闇が露呈していく役でしたね。

吉沢「いままでにも、こういう暗い役を演じたことがありましたが、今回は、自分で勝手に突き進み、勝手に傷ついて、復讐していくという身勝手な男の役でした。脚本を読んだ時、SNSとの関わり方や、自己主張のし方、闇の抱え方が、すごくいまっぽいなと思いました」

――どんなところが“いまっぽい”と感じたのでしょうか?

吉沢「誹謗中傷の問題もそうですが、悪者を見つけたら、みんなで一斉に攻撃するところです。また、相手が悪いのなら、なにを言ったっていい、と捉えている感じもそうです。楓は、身勝手な正義感を振りかざして、相手を押さえつけようとしています」

――ちなみに、吉沢さんは、SNSを見たり、エゴサーチをされたりしますか?

吉沢「僕はあまりSNSを見ないです。スタッフさんがやってくれているTwitterはありますが、それ以外のSNSはよくわからないですし。エゴサーチもしないです」

杉咲「そうなんですか?」

吉沢「僕自身で、SNSをやってないので。でも、いまは、SNSでのやりとりが主流というか、それがないと逆に不便なんだろうなと」

やがて「モアイ」はただの就活サークルとなっていく
やがて「モアイ」はただの就活サークルとなっていく[c]2020「青くて痛くて脆い」製作委員会

――例えば、誹謗中傷のようなコメントを目にして、傷つくことはありますか?

吉沢「自分の出演作が公開された時は、どんな感想が出ているのかを調べたりする時もあります。そうすると、平気でぼろくそに言う人もいるわけです。そういう時は、『そんなことを言える人は、どんなにすばらしい人間なんだ?』と思ってしまいます。僕だって普通に傷つきますし、イラッともしますが、あまりにもひどい内容だと、過剰に傷つけてくる言葉なんて、どうでもいいやと、自分に言い聞かせるようにしていますね」

柄本「わかる!顔を出す勇気もなくて、言葉だけで攻撃する人だよね」

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