「Dr.STONE」がボードゲームに!?劇場版『Fate[HF]』パッケージは来春発売など…2週間の新着アニメNewsをまとめ読み!

コラム

「Dr.STONE」がボードゲームに!?劇場版『Fate[HF]』パッケージは来春発売など…2週間の新着アニメNewsをまとめ読み!

「はたらく細胞BLACK」の第2弾キービジュアルが公開!追加キャストも発表

「モーニング」にて連載中で、2021年1月からはテレビアニメも放送される「はたらく細胞BLACK」。本作の第2弾キービジュアルが公開となり、赤血球役の榎木淳弥、白血球(好中球)役の日笠陽子、ナレーションの津田健次郎らに続く追加キャストも発表となった。

「はたらく細胞BLACK」の第2弾キービジュアルが登場
「はたらく細胞BLACK」の第2弾キービジュアルが登場[c]原田重光・初嘉屋一生・清水茜/講談社・CODE BLACK PROJECT

本作は「月刊少年シリウス」の人気コミック「はたらく細胞」のスピンオフ作品で、飲酒、喫煙、睡眠不足などの度重なる不摂生やストレスにより、体内環境が“BLACK”化してしまった体ではたらく細胞たちの労働が描かれる。新たに発表されたキャストは、マクロファージ役の椎名へきる、肝細胞役のブリドカット セーラ 恵美、脳細胞(司令)役の平川大輔で、3人からの作品に向けたメッセージも到着している。

“BLACK”化した体内で働く細胞たちを描く
“BLACK”化した体内で働く細胞たちを描く[c]原田重光・初嘉屋一生・清水茜/講談社・CODE BLACK PROJECT

椎名が「体が壊れる前に、皆さんも自分になにが起こっているのかを作品を通してぜひ知ってほしいです。マクロファージとしてこの体(世界)を守り抜きます!」と力強く意気込めば、ブリドカット セーラは「最近、飲みすぎているなぁ…肝臓に負担をかけてしまっているなぁと感じている私が肝細胞さんを演じさせていただきます(笑)」と自虐的にコメント。さらに、平川も「毎話、まるで自分の体の細胞たちから警告されているような錯覚に陥ります…。自らの危機感もお芝居に変換してお届けできたらと思っております」と続き、自身の体への切実(?)な想いも述べられている。

フランス&デンマーク合作の冒険譚『ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん』のパッケージが発売!

アヌシー国際アニメーション映画祭の観客賞や東京アニメアワードフェスティバルのグランプリのほか、国際的なアワードで多数の賞を獲得してきたフランス&デンマーク合作アニメ『ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん』(15)。日本でも昨年劇場公開され、話題となった本作のパッケージが12月2日より発売開始になり、あわせて本作に登場する“船”へのこだわりを語るスタッフのインタビュー映像も公開された。

消息を絶った祖父を捜すため、大海原へ冒険に出る14歳のサーシャ
消息を絶った祖父を捜すため、大海原へ冒険に出る14歳のサーシャ[c] 2015 SACREBLEU PRODUCTIONS / MAYBE MOVIES / 2 MINUTES / FRANCE 3CINEMA / NØRLUM

時は19世紀、ロシアのサンクトペテルブルグ。1年前に北極航路の探検に出たきり帰ってこない大好きな祖父を心配する14歳の少女サーシャは、地に堕ちた祖父の汚名を晴らすべく、大海原への冒険の一歩を踏みだす。

船が物語のカギに
船が物語のカギに[c] 2015 SACREBLEU PRODUCTIONS / MAYBE MOVIES / 2 MINUTES / FRANCE 3CINEMA / NØRLUM

公開された映像では、物語のカギとなる船を緻密に描くため、実在の船へ乗り込み、絵コンテと照らし合わせながら再現すべき動作確認を行っている様子が映されている。また、必要な動作音などを集めて音響チームが編集したものを、船の雰囲気を再現するのに使ったというレミ・シャイエ監督のコメントも収録されている。
さらに、サーシャが乗り込むことになるノルゲ号の外観は、探検家シャクルストンがエンデュアランス号で遠征した際に撮影した“フランク・ハーレイ”の写真を参考にしたものの、この船の定員が40名ほどであるためアニメーション化するには人数が多すぎるという問題が発生。そこで、スウェーデンのトレ・クロノール号の図面から、蒸気で進む機能を搭載したマスト2本の帆船を思いつき作品の中に取り入れるなど、より本物の船に近くなるように試行錯誤を重ねたという制作秘話も語られている。

このほかでは、京都アニメーション制作の『涼宮ハルヒの消失』(09)がテレビ愛知にて地上波初、ノーカットで12月27日(日)に放送されることも決定し話題に。そして、大ヒット公開中の『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が歴代興収トップに迫るなど、ますます目が離せない状況になっている。

文/サンクレイオ翼

■『ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん』アニメーション制作現場の裏側インタビュー映像

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