森山未來が1年間の猛特訓でプロボクサーを体現!『アンダードッグ』メイキング映像公開
森山未來、北村匠海、勝地涼が、三者三様の理由でボクシングに挑む姿を描く公開中の映画『アンダードッグ』から、メイキング映像が到着。森山がプロボクサーの佇まいを見事体現するため、撮影の約1年前から猛特訓に励む様子が分かる、臨場感あふれる映像となっている。
森山が演じた主人公・末永は、過去の栄光を忘れられず“かませ犬(=アンダードッグ)”となった今もボクシングにしがみつく、崖っぷちボクサー。オファーがきたときには、ボクシングを観る習慣もなければ、格闘技をやったこともないボクシング初心者だったという森山だが、演じる役は元日本ライト級一位という経歴の持ち主。「ちょっとボクシングをかじっただけじゃごまかしきれないだろうと思い撮影の約一年前からトレーニングを開始しました」という森山は、別の仕事で海外に滞在した際にも、ボクシング指導の松浦慎一郎と現地で落ち合い、スパーリングを行うなどの猛特訓に励んだ。
その結果、高度なトレーニングのひとつであるパンチングボールも、速いスピードで連打できるように。ボクシング初心者なら誰もがつまづくトレーニングも難なくこなし、松浦が思わず「上手い!」と褒め称えるほどの実力を身に付けた。メイキング映像では、撮影前から松村とともに本格的なトレーニングに励む森山の実力が確認できる。
本作最大の見せ場である、末永が人生の再起を賭けたラストマッチの撮影前には、体力的にも精神的にもハードな状況にありながら、プロボクサー同様に食事制限を行って挑んだという森山。「ボクサーはギリギリの世界で生きている、凄まじい方々なんだと身をもって知りました」と撮影を振り返った。
俳優だけでなく、舞台やダンスなど幅広い分野で表現を追求する森山が初めて挑むプロボクサー役。臨場感あふれる映像は、ぜひとも劇場の大きなスクリーンで堪能したい。
文/タナカシノブ