『心の傷を癒すということ』映画化が決定!森山直太朗の書き下ろし主題歌も

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『心の傷を癒すということ』映画化が決定!森山直太朗の書き下ろし主題歌も

2020年1月よりNHKで放送されたドラマ「心の傷を癒すということ」の映画化が緊急決定。2021年1月29日(金)より順次公開されるほか、あわせて森山直太朗の新曲が流れる予告映像が解禁された。

柄本演じる安の妻、終子役には尾野真千子
柄本演じる安の妻、終子役には尾野真千子[c]映画「心の傷を癒すということ」製作委員会

阪神・淡路大震災時に、被災者の心のケアを行い続けた精神科医・安克昌の著書を実写化した「心の傷を癒すということ」。在日韓国人として生まれた安和隆(柄本佑)が、自分が何者なのか模索しながら、被災した多くの人々の心に寄り添っていく姿を描いたヒューマンドラマだ。

本作のための書き下ろしである主題歌「カク云ウボクモ」が優しく物語を包み込む予告映像では、「心なんかどうでもええ」と言う父、哲圭(石橋凌)と安が口論する様子や、最愛の人、終子(尾野真千子)との出会い、阪神・淡路大震災後に心のケアに奔走する安の姿が映しだされる。主題歌の森山も出演しているほか、濱田岳、浅香航大、濱田マリ、キムラ緑子らといった、実力派キャストが名を連ね、人々の絆を描いていく。

【写真を見る】柄本佑が、阪神・淡路大震災時に被災者に寄り添った精神科医に扮する
【写真を見る】柄本佑が、阪神・淡路大震災時に被災者に寄り添った精神科医に扮する[c]映画「心の傷を癒すということ」製作委員会

また、あわせてポスタービジュアル、場面写真も解禁。温かな光が差し込む診療室で笑顔を浮かべる安の姿が印象的なポスタービジュアルは、まるで自身が診察を受けに行ったかのような気持ちにさせられる仕上がりになっている。ほか、仲睦まじく手をつないで歩く安と終子や、安が被災者のもとに訪れる様子、親友の湯浅(濱田岳)と語りあうシーンなど、本編を覗き見ることができる場面写真にも注目だ。

精神科医の半生を通じて、“心に寄り添う”ということを描いた本作。ドラマ版とはまた異なる魅力を見つけながら、彼らの行方を見守りたい。

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