のん、『一人明治神宮は定番』!?『私をくいとめて』裏話からスキンケアまで、読者からの質問に次々回答
実年齢では、のんさんのほうが林遣都さんよりも年下ですが、どんな点を意識して、年上女性を演じましたか?また、年下の多田くんのどんな所にキュンキュンしましたか? (40代・女性)
「みつ子が1人で冷静に考えごとをしている時は低めの声にして、多田くんと会う時はちょっと高めのトーンで話すようにしました。自分は2人姉妹の長女なので、お姉さんぶる時の“見守る目線”を意識しました。多田くんと一緒にいる時は、はしゃいだり、浮かれたりするけど、ごはんを振る舞ったりもするので、気持ち的にはお母さんぽいところもあったのかなと。好きなシーンは、多田くんがみつ子と一緒に水着を買いに行って、女性用の水着を自分に合わせてみるシーンがおちゃめで好きでした」
林遣都さんが自ら並んで買ったオススメのクッキーサンドを、本作の現場に差し入れで配っていたというエピソードが、とても印象的でした。クッキーサンドはどんな味でしたか? (30代・女性)
「四角くて厚みのあるクッキーの中に、はちみつとバターがサンドしてある二口サイズくらいのクッキーサンドでした。サックサクで中はトロってしていて、美味しかったです。林さんが直々にお店に並んでくださったそうです」
みつ子さんとのんさんとでは、性格がほぼ真逆な気がするのですが、のんさん自身の結婚観をお聞きしたいです。(40代・男性)
「みつ子に共感する部分は随所にありますが、確かに根本的には正反対だと思います。私もウジウジ悩むほうだと思いますが、みつ子のように『お家で食べませんか?」とうかつに気になる人を誘う勇気はないかも。ただ、みつ子は、多田くんから『付き合ってもいままでと変わらない」と言われますし、そういうふうにゆっくりしたペースで恋が進む感じは、すてきだなと思いました。
結婚観については、お互いをリスペクトし合って結婚生活を送るのが理想的です。どっちかが忙しかったら、どっちかがごはんを作ったり、掃除機をかけたり、マッサージをしてあげたりと、生活を分け合って支え合う関係性にも憧れます」
みつ子の親友、皐月役の橋本愛さんとの共演について、裏話があれば教えてください。(20代・男性)
「数年ぶりに再び親友役ができることになって、すごくご縁があるんだなと思ってうれしかったです。最初に、愛ちゃんから『本読みを一緒にしませんか?』と持ちかけてくれました。実際に2人で演技を交わしてみると、愛ちゃんとやりとりできることがとても自然な状況だと思えて、とてもリラックスしてできました。
皐月とみつ子が見つめ合うシーンでは、画角チェックの間、ずっと相手の顔を見てないといけなかったのですが、照れがあって…。愛ちゃんに『こういう時、相手のどこを見てるの?』と聞いたら、『鼻のちょっと上で、目の間の空間を見てる』と教えてくれました。ちなみに私は、額にあるチャクラのところを見ます」
みつ子と同じように、のんさんも脳内相談をする事がありますか?あるとしたら、どんな事を“A”に相談するのか知りたいです。(40代・男性)
「私は基本的に、自分が言いたいことがあればその場で口にするタイプなので、脳内相談会議はめったに行わないです。ただ、2つの選択肢があって、どうしようと迷った時に、ひとりごとを言うことはあります。また、音楽や絵など、自分のプロジェクトで私自身で決定を下さなきゃいけない時は、脳内会議をします。例えば、ライブのセットリストや衣装、ステージの内容をどうするかなど、楽しい悩みもあれば生みの苦しみもあります。
ただ、私はなにをやるにしてもスタートを切るのが早いし、渡る時に石橋は叩かないです。最初から橋が壊れているのがわかったら橋を渡らないけど、基本は『これくらいだったら行けるわ』と思ってやってみます。それは、“長い橋”を渡ろうとしてないからかも。小川をまたぐくらいの気持ちで一歩踏みだします」