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絶景を一望できるレストランに歴史的な建物など…ドラマ「ウチカレ」のロケ地を巡る

コラム

絶景を一望できるレストランに歴史的な建物など…ドラマ「ウチカレ」のロケ地を巡る

歴史ある重厚な雰囲気が漂う「港区立郷土歴史館」

20歳の空は大学生で、「立青(りっせい)学院大学」に通っている。その外観のロケ地に選ばれたのが、港区の複合施設「ゆかしの杜」にある「港区立郷土歴史館」だ。中央に噴水があり、緑あふれるクラシカルなデザインの景観が特徴的なので、どこを使って撮影したのか気になっていた人も多いはず。

空が通う立青学院大学の外観は、港区の複合施設「ゆかしの杜」にある「港区立郷土歴史館」で撮影
空が通う立青学院大学の外観は、港区の複合施設「ゆかしの杜」にある「港区立郷土歴史館」で撮影

昭和13年の1938年に「公衆衛生院」として建設されたこの建物は、東京大学建築学科教授で、“内田ゴシック”と呼ばれる数多くの美しい建物を手がけた内田祥三が設計を担当。平成21年に港区が所有していた旧港区立鞆絵小学校敷地との交換によって国から港区が取得。その後、歴史的な建物本来の姿を残す改修&保存方法による耐震補強やバリアフリー化を実施し、平成30年に「ゆかしの杜」としてオープンするに至った。港区の指定文化財にも指定されている。

空とは対照的な、“陽キャ”の光
空とは対照的な、“陽キャ”の光[c]NTV

劇中では、第1話で空の大学での同級生、光(岡田健史)が写真を撮られまくっているシーンで初登場。女性カメラマンをキザな言葉でノックアウトし、同級生の女子たちにも囲まれる光。そんな彼を遠巻きに見ていた空は、「私とは違う生き物」と念仏のように唱えながら、タブレットで漫画を読み始め、同じゼミの男子生徒に飲み会に誘われると拒否反応を示している。そんな対照的なキャンパスライフを過ごす2人だったが…。

対照的に見える空と光の今後にも注目!
対照的に見える空と光の今後にも注目![c]NTV

ドラマで見ることができる外観はもちろん、正面入り口に広がる中央ホールや4階の旧講堂など、施設内部にも歴史ある建築物ならではの重厚な雰囲気が漂っている。1階には、木のぬくもりが心地良いカフェ(緊急事態宣言中は休業)も併設されているので、いつかふらっと訪れてみたいスポットだ。

歴史を感じさせる重厚な雰囲気が漂う港区立郷土歴史館内の中央ホール
歴史を感じさせる重厚な雰囲気が漂う港区立郷土歴史館内の中央ホール

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