南沙良、ミニシアターを巡るVol.7 ユーロスペース(前編)

コラム

南沙良、ミニシアターを巡るVol.7 ユーロスペース(前編)

「DVD&動画配信でーた」と連動した連載「彗星のごとく現れる予期せぬトキメキに自由を奪われたいっ」では、私、南沙良が、ミニシアターを巡り、その劇場の魅力や特徴を皆さんにお伝えします。第7回は渋谷のユーロスペースさんにお邪魔しました!

ライブホールや名画座も入る、マルチプルなシアター

渋谷駅のハチ公口から出て、文化村通りに沿って歩いていくとユーロスペースに到着。宮益坂口から出て道玄坂を上がっていく行き方もありますよ。雑踏の中にある、コンクリ打ちっぱなしのおしゃれなビルが目印!

【写真を見る】シンプルな外観のビルが目を引きます
【写真を見る】シンプルな外観のビルが目を引きます

ユーロスペースは3階ですが、同じビルの2階にはライブホールの「ユーロライブ」が、4階には名画座「シネマヴェーラ」が入っています。「ユーロライブ」では映画上映やコント、落語などが行われており、映画以外にも様々なカルチャーに触れることができる魅力的なシアターです! 丸一日でもいられそうですね。

柔らかいライトが心地よい、こだわりの詰まったロビー

南沙良、ミニシアターを巡るVol.7 ユーロスペース(前編)

こちらがユーロスペースのロビー。木のぬくもりを感じる温かい雰囲気に、暖色系のライトが心地よいです。

南沙良、ミニシアターを巡るVol.7 ユーロスペース(前編)

入り口すぐの壁には映画のポスターが並びます。監督や出演者のサインが入っているものもありますね。

南沙良、ミニシアターを巡るVol.7 ユーロスペース(前編)

ユーロスペースでは映画配給も行っているため、過去に配給した歴代作品のチラシが時代順に貼られていました。どれも面白そう! ユーロスペースは1982年に渋谷駅南西の桜丘町に開館し、2006年に現在の場所でリニューアルオープンしています。

南沙良、ミニシアターを巡るVol.7 ユーロスペース(前編)

ベンチの下にディスプレイとして置かれているのはフィルム缶! 1本のフィルムで20分くらいの上映時間だそう。ミニシアターの内装には、唯一無二の個性が光っていて面白いなあ~といつも思っています。みなさんもミニシアターへお出かけの際は、細かいディスプレイにもぜひ注目してみてください。

南沙良、ミニシアターを巡るVol.7 ユーロスペース(前編)

チラシで公開待機作をチェックするのもお忘れなく。

取材協力/稲田豊史 撮影/杉映貴子 ヘアメイク/竹内未夢 スタイリスト/道券芳恵

●ユーロスペース
公式サイト http://www.eurospace.co.jp
住所 〒150-0044 東京都渋谷区円山町1‐5 KINOHAUS 3F
電話 03-6675-5681
最寄駅 JR渋谷駅・東京メトロ渋谷駅ほか

●南沙良 プロフィール
2002年6月11日生まれ、東京都出身。
第18回ニコラモデルオーディションのグランプリを受賞、その後同誌専属モデルを務める。
女優としては、映画『幼な子われらに生まれ』(17/三島有紀子監督)に出演し、デビュー作ながらも、報知映画賞、ブルーリボン賞・新人賞にノミネート。
その後、行定勲が監督を務めた、ロックバンド・レベッカの17年ぶりの新曲「恋に堕ちたら」(17)のミュージックビデオに主演。
2018年公開の映画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』(18/湯浅弘章監督)では映画初主演ながらも、第43回報知映画賞・新人賞、第61回ブルーリボン賞・新人賞、第33回高崎映画祭・最優秀新人女優賞、第28回日本映画批評家大賞・新人女優賞を受賞し、その演技力が業界関係者から高く評価される。
2019年は、第30回フジテレビヤングシナリオ大賞・大賞受賞作『ココア』(フジテレビ系)でドラマデビュー&ドラマ初主演を務め、2月8日公開の映画『21世紀の女の子』内の『愛はどこにも消えない』(19/松本花奈監督)、5月17日公開の映画『居眠り磐音』(19/本木克英監督)、8月24日公開の主演映画『無限ファンデーション』(19/大崎章監督)に出演。
2020年は、アーティスト・sumikaの新曲「エンドロール」(20)のショートフィルムで主演を務めるだけでなく、3月4日放送のドラマ『ピンぼけの家族』(BSプレミアム)でヒロイン、3月20日全国公開の映画『もみの家』(20/坂本欣弘監督)で主演、8月放送の大阪発ショートドラマ『これっきりサマー』(NHK)で主演を務める。12月放送の特集ドラマ『うつ病九段』(BSプレミアム)にも出演。
2021年は、2月6日放送スタート[全4回]の土曜ドラマ『六畳間のピアノマン』(NHK)に出演するほか、3月5日公開の映画『太陽は動かない』(21/羽住英一郎監督)、春公開の映画『ゾッキ』(21/竹中直人監督・山田孝之監督・齊藤工監督)が控える。また2022年放送の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK/三谷幸喜脚本)へ出演が決まっている。
その他、「キリン 午後の紅茶」イメージキャラクター、ソフトバンク「SoftBank学割」CMキャラクターを務め、現在は江崎グリコ「ポッキー」イメージキャラクターを務める。
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