“北欧の至宝”マッツ・ミケルセンが「インディ・ジョーンズ」最新作に出演決定!
現地時間4月25日(日)に発表される第93回アカデミー賞で国際長編映画賞と監督賞の2部門にノミネートされている『アナザーラウンド』(9月3日公開)で主演を務め、近年ではハリウッドにも活躍の場を広げている“北欧の至宝”ことマッツ・ミケルセンが、「インディ・ジョーンズ」の最新作に出演することが明らかになった。「Deadline」が報じている。
『レイダース 失われたアーク《聖櫃》』(81)を皮切りに、これまで4作が製作されてきた「インディ・ジョーンズ」シリーズは、ハリソン・フォード演じる考古学者のインディアナ・ジョーンズの冒険を描くアドベンチャー活劇。2008年に公開された『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』以来となる最新作では、これまでメガホンをとってきたスティーヴン・スピルバーグ監督に代わり、『フォードvsフェラーリ』(19)のジェームズ・マンゴールドが監督を務めることが決まっている。
報道によれば本作は現在、今年夏の撮影開始に向けて準備の真っただなか。まだストーリーの詳細についても明らかにされておらず、ミケルセンが演じる役どころについても不明。すでに78歳を迎えたフォードの続投が決まっているほか、先日には人気ドラマシリーズ「Fleabag フリーバッグ」で主演を務め、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(2021年公開)では脚本を担当したフィービー・ウォーラー=ブリッジが出演することが発表されたばかり。今後もさらなる豪華キャストの出演に注目が集まるところだ。
デンマークでキャリアを積み上げ、『007 カジノ・ロワイアル』(06)の悪役で世界的にその名が知られて以降、ハリウッドの大作映画にひっぱりだこのミケルセン。
近年では『ドクター・ストレンジ』(16)や『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(16)に出演したほか、昨年11月には「ファンタスティック・ビースト」の第3作でジョニー・デップに代わりグリンデルバルド役を演じることが報じられている。人気シリーズに次々と出演する“北欧の至宝”は、「インディ・ジョーンズ」でどんな活躍を見せてくれるのか。
「インディ・ジョーンズ」第5作は2022年7月29日(金)に全米公開予定。続報を楽しみに待ちたい。
文/久保田 和馬