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南沙良、ミニシアターを巡るVol.11 岩波ホール(前編)

コラム

南沙良、ミニシアターを巡るVol.11 岩波ホール(前編)

個性的な岩波ホール、唯一無二の魅力がたくさん!

支配人の岩波律子さんにお会いし、いつもは立入禁止の屋外スペースにも特別に案内していただきました。神保町の街が一望できて、とても開放感があります。岩波さんによると、本当はここでパーティをしたいのだけど、使ったことはないとか。いつかぜひイベントをやってほしいですね。


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撮影/杉映貴子

続いて劇場です。最初は多目的ホールとして設立されたこちら。映画だけでなく、音楽、演劇、文学の講演会なども行われていたため、普通の映画館とはちょっと雰囲気が違います。また、以前はピアノの演奏会もやってたため、音響にはこだわりが。上映時間外でも、作品に合わせたすてきなBGMが流れていました。小さな心遣いが、より良い映画体験を生むのだなあ。

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撮影/杉映貴子

ロビーの壁には、映画館がスタートした1974年からの上映作品のチラシが並び、劇場の歴史を感じられます。ここは人気のフォトスポットのようで、来日した海外の監督さんも、自国を見つけて喜んでくれるのだそう。たしかに写真映えしそう!

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撮影/杉映貴子

こぼれ話ですが、ホール創立の翌年(1969年)から50年以上通う常連客の方もいらっしゃるそうです。岩波ホールの作品は、ほかの劇場ではやっていない唯一無二の良作を上映しているので、定期的に通いたくなりそうですね。これからもどんな作品が上映されるのか楽しみです…。

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撮影/杉映貴子

次回は支配人の岩波律子さんにお話を伺います。お楽しみに!

南沙良直筆の周辺マップ!
南沙良直筆の周辺マップ!

取材協力/稲田豊史

●岩波ホール
公式サイト https://www.iwanami-hall.com/
住所 東京都千代田区神田神保町2-1 岩波神保町ビル10F
電話 03-3262-5252
最寄駅 神保町駅、JR水道橋駅、JR御茶ノ水駅

●南沙良 プロフィール
2002年6月11日生まれ、東京都出身。
第18回ニコラモデルオーディションのグランプリを受賞、その後同誌専属モデルを務める。
女優としては、映画『幼な子われらに生まれ』(17/三島有紀子監督)に出演し、デビュー作ながらも、報知映画賞、ブルーリボン賞・新人賞にノミネート。
その後、行定勲が監督を務めた、ロックバンド・レベッカの17年ぶりの新曲「恋に堕ちたら」(17)のミュージックビデオに主演。
2018年公開の映画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』(18/湯浅弘章監督)では映画初主演ながらも、第43回報知映画賞・新人賞、第61回ブルーリボン賞・新人賞、第33回高崎映画祭・最優秀新人女優賞、第28回日本映画批評家大賞・新人女優賞を受賞し、その演技力が業界関係者から高く評価される。
2019年は、第30回フジテレビヤングシナリオ大賞・大賞受賞作『ココア』(フジテレビ系)でドラマデビュー&ドラマ初主演を務め、映画『21世紀の女の子』内の『愛はどこにも消えない』(19/松本花奈監督)、映画『居眠り磐音』(19/本木克英監督)、主演映画『無限ファンデーション』(19/大崎章監督)に出演。
2020年は、アーティスト・sumikaの新曲「エンドロール」(20)のショートフィルムで主演を務めたほか、ドラマ『ピンぼけの家族』(BSプレミアム)でヒロイン、映画『もみの家』(20/坂本欣弘監督)で主演、ショートドラマ『これっきりサマー』(NHK)で主演を務める。特集ドラマ『うつ病九段』(BSプレミアム)にも出演。
2021年は、土曜ドラマ『六畳間のピアノマン』(NHK)のほか、映画『太陽は動かない』(21/羽住英一郎監督)、映画『ゾッキ』(21/竹中直人監督・山田孝之監督・齊藤工監督)、映画『彼女』(Netflixにて配信)、TBSドラマ『ドラゴン桜』に出演。また2022年放送の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK/三谷幸喜脚本)へ出演が決まっている。
その他、「キリン 午後の紅茶」イメージキャラクター、ソフトバンク「SoftBank学割」CMキャラクターを務め、現在は江崎グリコ「ポッキー」イメージキャラクターを務める。
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