山崎賢人、相棒“猫”との再会に「うれしい、かわいい」と笑顔!観客との対面にも感無量

イベント

山崎賢人、相棒“猫”との再会に「うれしい、かわいい」と笑顔!観客との対面にも感無量

映画『夏への扉 ーキミのいる未来へー』の初日舞台挨拶が6月25日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで開催され、山崎賢人、清原果耶、藤木直人、夏菜、眞島秀和、高梨臨、三木孝浩監督が登壇。劇中で、山崎演じる宗一郎の相棒となる猫のピートも駆けつけ、山崎が「うれしいですね。かわいいです」と久々の再会に笑顔を見せた。

『夏への扉 ーキミのいる未来へー』の初日舞台挨拶が開催された
『夏への扉 ーキミのいる未来へー』の初日舞台挨拶が開催された

ロバート・A・ハインラインによる小説「夏への扉」を映画化した本作。山崎が、すべてを失いながらも未来を変えるために30年の時を超える科学者・高倉宗一郎を演じ、宗一郎が家族のように大切に思う恩人の娘・璃子役を清原が演じる。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う公開延期を経て、ようやくこの日、お披露目となった。山崎は「無事に公開を迎えられることができて、うれしく思います」と喜びをにじませ、「すごくポジティブになれる映画。楽しんでほしいです」と呼びかけていた。

宗一郎が璃子のいる未来のために奮闘する映画にちなみ、「理想の未来」を聞かれた一同。山崎は「映画の未来がどうなっているのか気になる」とにっこり。「IMAXやMX4Dとか、あるじゃないですか。濡れたり、揺れたりと、今後はどうなるのって。映画のなかに入れちゃうのかな」と目を輝かせ、「どんな映画体験ができる未来になっていくんだろうと、ワクワクしています」と語る。


清原は「みんなが笑顔で、おいしいものをいっぱい食べられる、幸せな未来があったらいいな」と回答。いまハマっている食べ物は「ちくわ」だそうで、「今日もお昼に、ちくわ食べちゃった」と明かし、会場の笑いを誘っていた。

『夏への扉 ーキミのいる未来へー』初日舞台挨拶に登壇した清原果耶
『夏への扉 ーキミのいる未来へー』初日舞台挨拶に登壇した清原果耶

またステージには、宗一郎の相棒猫であるピートが登場した。藤木がピートを抱っこすると、気持ちよさそうに目を細めるなど、ピートの愛らしい姿に会場も笑顔に。山崎は「ベーコン」と本名で語りかけ、「かわいい」とコメント。藤木は「連れて帰っていいですか」と腕のなかのピートを見つめ、メロメロになっていた。

藤木直人、メロメロ!
藤木直人、メロメロ!

最後には「久しぶりにお客さんと対面することができて、本当にうれしいです」と会場を見渡した山崎は、「映画は撮影して、出来上がって、お客さんに観てもらって、初めて意味を持つ」としみじみ。「この映画の、“どんな逆境でも、諦めないで前に進んでいく”というメッセージが好き。自分の信じた道を真っ直ぐに進んで行けば、いろいろな人が助けてくれたり、いろいろな人が支えてくれる。それは映画づくりにも感じること。いろいろな人の力で、ひとつの映画ができているんだなと思う」と感無量の面持ちを見せていた。

取材・文/成田おり枝

※山崎賢人の「崎」は立つ崎が正式表記

関連作品