キャサリン妃着用のドレスも!「007」銀幕デビュー60年を記念したボンドガールドレスが発売
全世界公開に先駆けて、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで開催されたシリーズ第25弾『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(公開中)のワールドプレミアで、キャサリン妃が着ていたオールゴールドの装いが息をのむ美しさと絶賛されるとともに、ゴールドという装いがレアだったことも話題に。「ボンドガールみたい」という声がある一方で、メディアでは義母である故ダイアナ妃が、『007/美しき獲物たち』(85)のプレミアに出席していた際に着ていた、ブルース・オールドフィールドのシルバーのドレスにオマージュを捧げたのではないかと報じられていたが、ボンドガールをイメージしたレアなドレスだったようだ。
「007」の公式SNSによれば、「来年、ボンド映画の銀幕デビュー60周年を迎えるのに先駆けて、ジェニー・パッカムが、ボンド映画を手掛ける制作会社イーオン・プロダクションズと、限定版のイブニングドレスコレクションでコラボしました。8種類のイブニングドレスは、同シリーズのパワフルな女性キャラクターのレガシーにオマージュを捧げたものです」と発表。
Twitterに掲載されている4枚のドレスの1枚はキャサリン妃が着ていたもので、「The Telegraph」によれば、「キャサリン妃のゴールドのクチュールドレスは、『007/ゴールドフィンガー』で、ボンド史上最高に美しい死体と観客の度肝を抜いた、シャーリー・イートン扮するジル・マスターソンが全身金粉に塗られたゴールドのボディでベッドに横たわった姿にインスパイアされたもの。ボンドガールと言えばセクシーが代名詞とあって、写真をよく見ると、オリジナルのプランジネックはウエストラインまでだが、キャサリン妃の着用していたものは、もう少しネックラインが高くなっている。
ほかには、『007 オクトパシー』(83)のシルバーのスパークリングドレスなどが紹介されているが、ジェニー・パッカムの公式Instagramでは、『007 ダイ・アナザー・デイ』(02)と 『007 カジノ・ロワイヤル』(06)の女性キャラクターにインスパイアされたシルバーのスパークリングドレス、『007/私を愛したスパイ』(77)でバーバラ・バックが演じた、アニヤ・アマソワが着ていたミッドナイトブルーのドレスにインスパイアされたもの、『007は殺しの番号』(62)の初代ボンドガールであるユニス・ゲイソンが扮したシルヴィア・トレンチにインスパイアされた、赤いワンショルダーのシフォンドレスなどが紹介されている。このなかからキャサリン妃は、ゴールドドレスを選んだことになる。
これら8種類のドレスは、2012年の銀幕デビュー50周年に「国際ジェームズ・ボンド・デー」と決定した10月5日(火)に、Harrodsなどの店舗やNet-a-Porterなどのネットで購入が可能になる。
文/JUNKO