禁断のイラスト公開!「死霊館」ジェームズ・ワンが爆誕させた、新ホラーアイコン“G”の正体が明らかに!?
「ソウ」「死霊館」シリーズなどの大ヒットホラーで知られるジェームズ・ワン監督が、自らのオリジナル脚本を映画化した『マリグナント 狂暴な悪夢』が11月12日(金)からいよいよ公開。ホラー、ミステリー、スリラー、アクションなどなど映画のすべてのオモシロ要素をぶち込んでノンストップで展開する、ジャンル分け不可能な新次元ホラーの謎に迫る特大ヒントイラストと、3つのポイントで迫っていく。
ホラーマスター、ジェームズ・ワンはいったい何者?
まずは、ワン監督に触れておこう。ホラー映画ファンなら周知の通り、彼は猟奇的な殺人ゲームを描いた『ソウ』(04)やオカルトのジャンルに踏み込んだ『インシディアス』(10)、実際の悪霊事件をベースにした『死霊館』(13)といった3大ホラー・シリーズを大ヒットさせた現代のホラーマスター。先人たちの過去のホラーやスリラーの名作を大胆にアレンジした、圧倒的な恐怖で観る者を震撼させる。その一方で、ホラー映画の名作のオマージュを全編に散りばめているのもファンにはうれしいところだ。
ここで、いま書けるだけの本作のストーリーをざっと紹介。
マディソン(アナベル・ウォーリス)は、ある日を境に、恐ろしい殺人を目撃するという“悪夢”に苛まれるようになる。予測不可能な素早い動きと超人的能力で、人々を次々に殺していく漆黒の殺人鬼。しかも、彼女が夢の中で見た殺人の数々は、現実世界でも起きてしまう――。
殺人が起きるたびに、リアルな幻覚かのように殺人現場を疑似体験し、少しずつ自身の秘められた過去に導かれていくマディソン。そして邪悪な手がついにマディソンのもとへ届く時、その“狂暴な悪夢”=“G”…ガブリエルの正体が明らかになる!
狂暴な殺人鬼“カブリエル”の謎に迫る3つの鍵
ここから本作の核心に少し迫っていこう。ポイントとなるのは3つのキーワード。さらに、本記事独占掲載となる、謎の殺人鬼、ガブリエルの正体が分かるかもしれない?イラストも公開する!
1.DREAM
ある日を境に、悪夢を見るようになるマディソン。そのきっかけは、なんだったのか?彼女の周りの風景が溶けて崩れるようにどんどん変わり、現実からガブリエルが殺人を行う悪夢世界へと移行する映像表現も斬新でおもしろい。
2.FRIEND
本作の予告編にも登場する、マディソンが9歳の時の誕生日のビデオ。マディソンが誰もいない空間に向かって「ガブリエル」と呼びかけ、周りの大人たちが不思議そうな顔をしている。 彼女が話しているガブリエルとはいったい誰?遠い昔の友だちなのか?それとも、幼少期のマディソンが頭の中で作り上げた友だちだったのだろうか。
3.MURDER
猟奇的な殺人を繰り返すガブリエルとはいったい誰なのか。マディソンが悪夢の中で作り上げた想像上の産物なのか?現実に存在する激しい憎悪を凶行に移す冷酷なシリアルキラーなのか…。 そもそも本作がR18指定の映画(18歳未満の人は鑑賞できない映画)になっているのは、ガブリエルの犯行が目を逸らしたくても、逸らすことができないぐらい残虐なものだからなのかもしれない。そんな“ガブリエル”の正体について、その全貌と凶行をギリギリまで再現した独占イラストを公開!これを見れば、新時代のホラー・アイコンが過去の殺人鬼たちとはひと味違うことがわかるかもしれない。
日本の漫画家、イラストレーター。アメコミ作品やホラーなどの洋画を中心に、ポップなテイストの映画イラストやレビューをSNSなどを通じて発信。
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