『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』は臨場感たっぷりの“IMAX推し”!巨大スクリーン推奨の理由とは

コラム

『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』は臨場感たっぷりの“IMAX推し”!巨大スクリーン推奨の理由とは

“俺たち”だって負けてない!すべてが前作よりスケールアップ

エディを演じるのは前作に引き続きトム・ハーディ
エディを演じるのは前作に引き続きトム・ハーディ[c] & TM 2021 MARVEL. [c]2021 CPII. All Rights Reserved.

前作ではエディのジャーナリストとしての活動やミシェル・ウィリアムズ演じる恋人アンとの関係性といった、この物語の世界観を構築する設定描写がふんだんに盛り込まれていた。危険な人体実験をしているというライフ財団の研究施設に潜入したエディは、そこでシンビオートのヴェノムに寄生されてしまう。ここから2人が徐々に相棒としての関係を築きあげ、敵に挑んでいく姿が描かれることとなった。


エディとヴェノム、“俺たち”の関係にも大きな変化が訪れる…
エディとヴェノム、“俺たち”の関係にも大きな変化が訪れる…[c] & TM 2021 MARVEL. [c]2021 CPII. All Rights Reserved.

その前作を受けた物語が展開する本作は、続編としての利点を存分に活かして世界観の説明を徹底的に省略。97分というコンパクトに纏まった上映時間ならではのテンポで、最初から最後まで緊張感が途切れることなく高いテンションを維持しつづけ、アクションだけでなくユーモアまでもがさらなる進化を遂げている。

“俺たち”が解散の危機に陥る大ゲンカシーンは、長年連れ添ったカップルを思わせるコミカルさで2人の絆(?)の深さを感じさせ、さらに家出してしまったヴェノムが意外なキャラクターに寄生する一幕も。臨場感たっぷりの大スクリーンで観ることで、ユーモラスなシーンがさらに痛快さを増すこと間違いなしだ。

瞬き禁物のクライマックス!超絶バトルシーンがより鮮明に

臨場感たっぷりのアクションに目がくぎづけ!
臨場感たっぷりのアクションに目がくぎづけ![c] & TM 2021 MARVEL. [c]2021 CPII. All Rights Reserved.

ヴェノムをなんとかして取り込もうと、エディの行方を追いながら大殺戮を繰り返していくカーネイジ。途中で彼は恋人であるもう1人のヴィラン、シュリーク(ナオミ・ハリス)と共に『俺たちに明日はない』(67)のボニーとクライドさながらの大暴れを繰り広げる。そしてアンを人質にしてヴェノムを迎え撃つクライマックスの大聖堂シーンは、ただでさえ派手な本作のなかでもひときわ迫力満点!

暴れまくるカーネイジと真っ向から対峙するヴェノムが、大聖堂の建物全体を使って激しく暴れまわるアクションの連続、高所からの落下と鳴り響く鐘の音。IMAXシアターの音響だからこそ臨場感が増すこのシーンでは、まるで自分もその現場に立ち会っているかのような気分を味わい、あまりの緊張感に喉がカラカラになること間違いなし。ハリウッド映画には欠かせないポップコーンとドリンクを片手に、いつもより前の列に座って、その激闘を目撃してみてはいかがだろうか。

激闘のゆくえと驚愕のラストをIMAXで目撃せよ!
激闘のゆくえと驚愕のラストをIMAXで目撃せよ![c] & TM 2021 MARVEL. [c]2021 CPII. All Rights Reserved.

このように、唯一無二の映画体験を実現するIMAXで観れば、『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』をよりリアルに味わうことができる。現在IMAXが導入されているほとんどの映画館ではIMAXは1スクリーンのみとなっているため、上映回数が少なくなってしまう前の早い段階で劇場に足を運び、“俺たち”の激闘と驚愕必至のラストシーンを堪能してほしい!

文/久保田 和馬


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