『スパイダーマン』歴代ヴィランを一挙紹介!グリーン・ゴブリンにドクター・オクトパス、ミステリオまで
爬虫類の能力を得たトカゲ人間リザード
マーク・ウェブ監督、アンドリュー・ガーフィールド主演でリブートした「アメイジング・スパイダーマン」シリーズ。2012年公開の第1作に登場するのがリザードだ。失踪したピーターの父親の共同研究者であり、事故で片腕を失ったカート・コナーズ博士(リス・エヴァンス)が、研究中の爬虫類の細胞蘇生能力を使った人体組織の再生血清を自らの体に投与した結果、怪物化。まさにトカゲ人間とも言うべき巨大な尾と鋭い爪、牙を持ち、素早さとパワーを兼ね備える。ニューヨーク中の人々を自分と同じような姿にしようと行動するが、スパイダーマンに阻止される。
体中から電気を放つエレクトロ
マーク・ウェブ監督版の完結編『アメイジング・スパイダーマン2』(14)のメインヴィランがエレクトロ。スパイダーマンに憧れ、執着する電気技師、マックス・ディロン(ジェイミー・フォックス)が、遺伝子操作された電気ウナギの水槽に転落したことで、電気人間になってしまう。体中から電気を放電し、電磁力によって浮遊できるほか、パワーアップしたことで体自体を電流に変化させて送電線を使った移動もできるようになる。(一方的に)友だちだと思っていたスパイダーマンが自身を覚えていなかったことから、憧れが憎しみに転化し、彼を倒そうと画策する。
スパイダーマンに恨みを持つグリーン・ゴブリン
『アメイジング・スパイダーマン2』にもグリーン・ゴブリンが登場する。オズボーン家に伝わる遺伝病による死を恐れていたハリー・オズボーン(デイン・デハーン)は、オズコープ社に保管されていた血清を使用して助かろうとするが、血清の毒素に侵されてしまう。治療機能付きの特殊スーツを身に着けて一命を取り留めるが醜い姿となってしまい、その恨みをスパイダーマンに向けることに。スパイダーマンに匹敵するパワーがあり、高速グライダーを駆使して空中からの攻撃を行うほか、パンプキン爆弾やナイフ状の武器なども持つ。刑務所に収監された際には、謎の人物を通して、アレクセイ・シツェビッチ(ポール・ジアマッティ)にサイ型のアーマーを提供し、ライノ誕生のきっかけも作った。