神木隆之介、藤原竜也&松山ケンイチへの憧れ告白!「たっちゃんさんや、松ケンさんみたいな覇気が出たらいいな」

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神木隆之介、藤原竜也&松山ケンイチへの憧れ告白!「たっちゃんさんや、松ケンさんみたいな覇気が出たらいいな」

藤原竜也と松山ケンイチがダブル主演を務めたサスペンス映画『ノイズ』(1月28日公開)のジャパンプレミアが1月11日に日経ホールで開催され、藤原と松山をはじめ、神木隆之介、黒木華、伊藤歩、永瀬正敏、廣木隆一監督が登壇。今年の抱負を聞かれた神木が、「いつかたっちゃんさんや、松ケンさんみたいな覇気が出たらいいなと思いながら、仕事を頑張っていきたい」と藤原と松山への憧れを告白した。

【写真を見る】豪華キャスト陣、ズラリ登壇!『ノイズ』のジャパンプレミアが開催された
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原作は「予告犯」「マンホール」 やフランスでACBD賞、国内では文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞の「有害都市」などを手掛け、日本だけでなくヨーロッパでも絶大な人気を誇る筒井哲也による全3巻のコミック。主人公たちが凶悪犯を誤って殺してしまい、死体を隠すところから始まる新感覚のサスペンス映画だ。


島の青年・泉圭太役の藤原竜也
島の青年・泉圭太役の藤原竜也

藤原は「廣木監督とも初めて組ませてもらって、初共演の方もいらっしゃった」と周囲を見渡しながら、「原作を読まずに台本を読んだんですが、怖い映画だなと思いながらページをめくるのを躊躇していた部分もある。話が進むにつれて、予想できない展開になってきたなと興味深く最後まで読んだ。とんでもない、どんでん返しのラストがある。いい作品になるんじゃないかと思って、参加させてもらいました」と脚本を読んだ時点で魅了されたことを明かしていた。

田辺純役の松山ケンイチ
田辺純役の松山ケンイチ

ネタバレ厳禁の映画となっていることから、「大丈夫かな?」「危なかったらストップをかけてください」とそれぞれが苦笑いを浮かべながらトークを展開したこの日。藤原から「特に松山くんが危ないと思う」と言われた松山は、「普通のサスペンスとは違って、もう殺人犯が決まっているところから物語が始まっている。犯人目線から進んでいく物語というのはなかなかないんじゃないか」とニヤリ。

神木は「すてきな皆さまと一緒に映画を撮影、演技をすることができて本当に幸せだなと心底思った作品」と喜びをかみ締めながら、「映画を観るという感覚でいると思うけれど違うんです。共犯者になるんです。この映画に関わってしまったら、みんな共犯者です」と観客を“共犯者”と表現し、これには藤原も「それ、いいです」と大きくうなずいていた。

永瀬との共演も貴重な経験になったという藤原だが、「僕も松ケンも小さなころから見ている方。怖いのかな、厳しいのかなとイメージがあったけれど、撮影期間は永瀬さんと結構ご飯を食べに行って遊んでもらった」と感謝。「魅力的な方。チャーミングな部分も見せてくれて、和ませてくれる先輩」と語る。「“小さなころから”というところに引っかかった」と突っ込んだ永瀬は、「座長、主演とは…というところをスムーズにやっている。俳優部のまとめ方も気持ちの上げ方もそうですし、スタッフにも気配りが行き届く。おかげで俳優部は助かった」と藤原の座長力に惚れ惚れとしていた。

最後にはそれぞれが今年の抱負を語るひと幕も。神木は「2022年も、お互いに体調に気をつけてできるだけ笑顔で過ごしていきたい」、松山は「毎年ですが、いろいろなことにチャレンジし続ける。それを自分のペースを乱さずにやっていくことが一番大事」、「大変な状況が続いている」と切りだした藤原も「家にいることも多くなって、健康第一でより一層体に気をつけようと思う1年になる。もう少し、みんなで力を合わせて頑張っていきましょう」と温かなエールを送っていた。

取材・文/成田おり枝

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