オースティン・バトラーがエルヴィス・プレスリーを熱演!『エルヴィス』日本公開日決定
世界史上最も売れたソロアーティスト、エルヴィス・プレスリーを『ムーラン・ルージュ』(21)のバズ・ラーマン監督が描く音楽映画「ELVIS」の邦題が『エルヴィス』に決定。あわせて、本作が7月1日(金)に公開されることが決定した。
本作は、ビートルズやクイーンにも影響を与えた歴史的歌手エルヴィス・プレスリーの知られざる物語を描く音楽映画。『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(19)、『デッド・ドント・ダイ』(19)などに出演した新星オースティン・バトラーが若き日のエルヴィスを演じ、アカデミー賞俳優で『フォレスト・ガンプ 一期一会』(95)などで知られるトム・ハンクスが、生涯にわたりエルヴィスのマネージャーを務めた悪名高いトム・パーカーを演じる。
本作で描かれるのは、若き日のエルヴィスがルイジアナの小さなライブに出演するアーティストから、歴史に名を刻むスターへと駆けあがっていくまでの物語。誰も聞いたことのない、情熱的なロックとダンスに、やがて若者たちは魅了され熱狂していく。数々の逆境を打ち破りながら、新たな時代を切り開いたエルヴィスの生き様が、伝説的なライブとともに蘇る。エルヴィスを演じたバトラーは、『ボヘミアン・ラプソディ』(18)でフレディを演じたラミ・マレックの役作りにも携わったポリー・ベネットがムーブメントコーチに就くなど、数々の専門家からの特訓を受け、全編に渡って吹き替えなしで歌唱とダンスに挑戦。ラーマン監督が「エルヴィスそのもの」と言わしめるパフォーマンスを披露した。
バトラー本人は「エルヴィスのレコーディングか、僕のレコーディングかわからないようにまったく同じ歌声をやってみせることを目標にした」とコメント。ロックを創り世界を変えたエルヴィス・プレスリーのライブを体験できる本作に期待が高まる。
文/鈴木レイヤ