Koki,エレガントな白スーツで『牛首村』イベントに登壇!“わさび克服”に清水崇監督が「かわいいな」
清水崇監督によるホラー映画『牛首村』(公開中)の大ヒット御礼ティーチインイベントが3月6日に丸の内TOEIで開催され、Koki,、高橋文哉、莉子、清水監督が登壇。本作初となるティーチインイベントで、「最近克服したことは?」「心霊スポットについて調べましたか?」など、Koki,が観客からのあらゆる質問に答えた。
本作は、『犬鳴村』(20)、『樹海村』(21)に続く「恐怖の村」シリーズ第3弾。ある心霊動画に自分そっくりの女子高生の姿を見つけた奏音(Koki,)が、動画の撮影地・坪野鉱山へと向かい、“牛首村”にまつわる恐るべき秘密と忌まわしい風習に触れていくさまを描く。
不可解な出来事に巻き込まれる女子高生姉妹である奏音役、詩音役の一人二役を熱演したKoki,は「周りの方がたくさん観に行ってくださっていたんですが、それぞれ恐怖の感じ方というか、いろいろな感想聞くのをとてもおもしろかったです」と周囲の反応をたくさん耳にしているそうで、「ホラーが怖いという方でも『ストーリーに夢中になって観られた』と言ってくださったていた。心理性の面とホラー、その両面を楽しんでいただいた」と喜んでいた。映画公式ツイッターに寄せられた質問のなかには「『牛首村』を5回観た」というものもあり、Koki,は「ありがとうございます」とうれしそうな笑顔を見せていた。
「質問がある人?」と司会が会場を見渡すと、たくさんの手が挙がった。指名された観客が「ホラー映画が、苦手で人生初のホラー映画でした。物語にも皆さんの演技にも引き込まれ、ホラー映画を克服できた」と映画の感想を口にすると、清水監督は「やった!」と笑顔。
続けて「皆さんは最近克服したことはありますか?」との質問がメンバーに投げかけられた。高橋は「ピーマン」と回答。「家族全員、ピーマンが苦手で食卓に出てこなかった。一人暮らしするまであまり関わってこなかったんです。一人暮らしをするようになって、20歳にもなったので『ピーマン食べてみようかな』と思って。自分で作って食べたら、めちゃめちゃおいしくて。ピーマンの魅力を知って、克服しました」と食わず嫌いを克服したという。Koki,は「最近、わさびを克服できました」とにっこり。「お寿司とか食べる時に、どうしても抜いて食べることに慣れてしまっていた」と続けると、清水監督は「かわいい!なんだよ、君らかわいいな」と目尻を下げていた。
また坪野鉱泉という実在する心霊スポットで撮影を敢行していることから、「役づくりにあたって心霊スポットについて調べたり、興味が湧いたことはありますか?」との質問があがるひと幕も。Koki,は「一番最初に本読みの時に『実在する心霊スポットで撮影をする』と聞いた時はびっくりしましたね。実在するところで撮って大丈夫なのかなって」と正直な胸の内を明かし、「私は心霊スポットとか、絶対に自分では行かないので、最初は怖かったです」と語る。高橋も「(撮影前に)調べて、噂を知っていくのも怖いなと思ったので調べたりはしなかった。現場に行ってみると独特の雰囲気というか、かもし出すオーラがあって。怖かったですね」という。莉子は「気になりすぎて、撮影前に調べてしまった」そうで、「いろいろな(怖い)記事が出てきてしまって、調べてしまったら終わりでした」と苦笑いを見せていた。
取材・文/成田おり枝
※Koki,の「o」はマクロン付きの「o」が正式表記