豊川悦司が総大将の麃公役に!『キングダム2 遥かなる大地へ』小澤征悦、高橋努、渋川清彦も将軍役で参戦
興行収入57.3億円を突破した大ヒット映画の続編『キングダム2 遥かなる大地へ』(2022年夏公開)。前作に引き続き佐藤信介が監督を務める同作に、新キャストとして豊川悦司、小澤征悦、高橋努、渋川清彦が参加することが分かった。
本作は、中国春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年の信と、中華統一を目指す若き王の嬴政(後の秦の始皇帝)の活躍を壮大なスケールでつづるエンターテインメント超大作。原作は2006年1月より「週刊ヤングジャンプ」にて連載を開始し、累計発行部数8700万部超(2022年2月現在)を記録した原泰久の漫画「キングダム」。続編では、信にとっての初陣、大将軍への第一歩でもある“蛇甘(だかん)平原”の戦いが描かれる。主人公である信役の山崎賢人、嬴政役の吉沢亮、橋本環奈、大沢たかお、長澤まさみが続投するほか、清野菜名、岡山天音、三浦貴大、濱津隆之が新たに加わることが明らかとなっていた。
このほど新キャストとして解禁された豊川は、信の初陣の総大将である麃公(ひょうこう)に扮する。麃公は秦国の最前線に居続ける変わり者と言われているが、六将にも引けを取らない力を持つ大将軍で、些細な戦の変化も見逃さず本能で動く独特の感性を持つ秦国随一の豪傑という役どころ。
豊川は「想像以上に1を超えた2が、あなたの目の前に繰り広げられるでしょう」とコメント。そして松橋真三プロデューサーは「野獣のような眼光と、巨大な鎧を着こなす大きな体躯、そして大将軍としての存在感、説得力。それを考えると、豊川悦司さんしか思い浮かばず、ご出演のお願いをしました」とキャスティングについて語り、佐藤監督は「本能に任せて全軍を指揮しつつも、どこかユーモラスなキャラクターが、一挙手一投足のうちに浮かび上がって来て、本作の大黒柱となるキャラクターの創造に、ひたすら興奮しました」と撮影を振り返った。
さらに、敵国となる魏国の総大将で、魏国が誇る魏火龍七師の一人であり、戦の天才の呉慶を小澤、呉慶軍の副将であり、軍師も兼任している宮元(きゅうげん)を高橋努、麃公軍所属の千人将で、信の初陣の上官となる縛虎申(ばくこしん)を渋川清彦が演じることも決定した。
続々と信を取り巻くキャストが明らかとなり、ますます盛り上がりをみせる『キングダム2 遥かなる大地へ』。大将軍への一歩を踏み出した信にどんな運命が待ち受けているのか。今後の続報に期待しよう。