実写映画で改めて感じる”ハガレン”のメッセージとは。『鋼の錬金術師』完結編を原作ファンがレビュー!

コラム

実写映画で改めて感じる”ハガレン”のメッセージとは。『鋼の錬金術師』完結編を原作ファンがレビュー!

「原作にこんなに忠実に作り込んでくれて、ありがたいですね」(荒川弘)

「ジェットコースターに乗っているみたいでした!感動するシーンがつながっていて、全編見どころだらけでした。オープニングも意外なところから始まって、おもしろいと思って見ていたら、そのまま2時間あっという間で楽しませていただきました。

山田くんは見ている途中から山田涼介という名前がどっかに飛んで行ってしまうくらいエドでびっくりしました。体のつくりから仕草すべてが、エドそのものでした。クライマックスのシーンは完璧の一言。若かりしホーエンハイムの全部諦めているような表情や、若いお父様のムキムキ具合がエドとはまた違って、一人三役を演じ分ける山田くんの役作りは本当にすごかったです。原作にこんなに忠実に作り込んでくれて。ありがたいですね。本当にお疲れ様でした!

内野さんはキーパーソンであるホーエンハイムとお父様を、一人二役で演じ切られていて、とにかくすごかったという言葉しか出てこないです!プライドを演じた心くんもすばらしかった。悪い心くん、すごく良いです(笑)。3から初登場のオリヴィエさんは、もう登場シーンからさすがでした!そして、やっぱり今回もシン組は3人ともカッコよかったです。クライマックスに向けての大総統とスカー、エドとお父様の一騎打ちは、アクションはもちろん、CGや音楽も相まってすごい迫力でした。

アルが戻ってくるシーンは連載初期からどうしようかとずっと考えていたので、実写で描かれているのを見ながら原作を描いていた時のことも色々と思い出してしまい、もう感無量でした。ラストはいつあのセリフを言うのかニヤニヤしながら見ていました。気持ちよく見届けることができました!」

文/ふくだりょうこ

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