美しくも危険!MIYAVIが岡田准一主演『ヘルドッグス』で関東最大ヤクザ組織の七代目会長に
『関ヶ原』(17)、『燃えよ剣』(20)に続いて原田眞人監督が岡田准一を主演に放つ『ヘルドッグス』(9月16日公開)。同作の追加キャストとしてMIYAVIが参加することがわかった。
本作は、深町秋生の「ヘルドッグス 地獄の犬たち」を原作とするノンストップ・クライム・エンターテインメント。岡田が愛する人が殺される事件を止められなかったというトラウマを抱え、正義も感情も捨て復讐することにのみに生きる元警官の兼高昭吾、坂口健太郎が死刑囚の息子という境遇ゆえに心の奥底に深い闇を抱えるヤクザ組織の一員である室岡秀喜に扮するほか、松岡茉優、北村一輝、大竹しのぶが脇を固める。
警察のデータ分析によると兼高と室岡の相性は98%。関東最大のヤクザ組織「東鞘会」への潜入という危険なミッションを強要された兼高は、室岡とのいざこざをきっかけに東鞘会の神津組へともぐりこみ、室岡とともに最強の“狂犬コンビ”として猛スピードで組織を上り詰めていく。
今回MIYAVIが演じるのは、ヤクザ社会では異例の人事で会長の座に就任し、組織をアジアで勢力を伸ばすにまで成長させたインテリヤクザの十朱役。頭が切れ、語学堪能で趣味は美術鑑賞。さらに洒落たスーツに身を包み、ビジネスマンのような規則正しい生活を送っている。端正な顔立ちの耳にはピアス、華奢に見えて高い戦闘能力と凶暴性を持ち合わせた人物だという。兼高は室岡とともに十朱の護衛を務めることになる。
MIYAVIは、「『形でしかない正義や常識』ってものに対して牙を剥き、彼なりの正義を貫き通そうとしている。そこに兼高という自分と同じような匂いのした男が入ってきて、ある種彼に対しての愛が芽生えていく。その中でもちろん疑いもありますし、でも信じたい、愛したいという気持ちと。アンビバレンスな感情の推移というのを描ければ、と思いました」と演じた十朱について語っている。
次々と魅力的なキャストの登場が明らかとなっていく『ヘルドッグス』。ベールを脱ぎつつある物語の全容に期待感が高まる!